外観
![外観|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_1.jpg)
浅草の繁華街にあり、花やしき周辺の商店街「ひさご通り」にあります。
最寄り駅は、つくばエクスプレスの浅草駅が一番近く、東京メトロ銀座線の浅草駅もしくは田原町駅などから徒歩10分ほどです。
米久本店さんは1886年創業と歴史あるお店なので、外観からも雰囲気が非常にあり、浅草らしい老舗のお店という感じです。
店内
![太鼓|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_2.jpg)
店内に入るとすぐに下足を脱ぐ履きするたたきがあります。
店員さんの掛け声とともに「何名様入店です。どんどん」と、来客数の数だけ太鼓が打たれるのは非常に風情があります。
![下足板|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_4.jpg)
下足を脱ぎ終えると、下足板が渡されます。
注文もお会計もこの板でお願いすることになるので、テーブルに置いて置くと良いです。
![店内|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_16.jpg)
案内されたのは、大広間のような座敷席です。
他にはテーブル席などもあるので、店員さんに言えばどちらでも選べるようです。
席は座敷やテーブル、1・2階合わせて150席あるそうです。
おしながき
![おしながき|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_3.jpg)
牛鍋はトクと上の2種類があり、肉の質の霜降りが違うそうです。
追加のお肉や、御飯、新香などを牛鍋に追加して注文していきます。
牛鍋
![牛鍋|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_5.jpg)
テーブルにはガスホースが繋がった牛鍋が準備されています。
「鍋小さくない?」と思いますが、1人1鍋なので、十分なサイズです。
「すき焼きと牛鍋って何が違うの?」と素朴な疑問がありますが、諸説あり関東発祥の牛鍋と関西発祥のすき焼き、お肉を焼く順番など、諸説あるそうです。
御食事
![御飯とお新香|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_11.jpg)
牛鍋の他に、食事として御飯と新香を注文しました。
![新香|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_12.jpg)
新香は胡瓜、大根、茄子、かぶと具材は定番です。
味付けはシンプルな醤油漬けのような感じで、これだけで御飯が一杯食べられてしまいます。
![御飯|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_13.jpg)
御飯は小盛りサイズで、ちょうど茶碗一杯分という感じです。
ふっくらと美味しく炊かれているので、思わずお代わりしちゃいました。
トクの牛鍋
![トクの牛鍋|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_8.jpg)
せっかくならばと、霜降りの多いトクの牛鍋を注文してみました。
お肉、野菜、生卵が1セットになっています。
![野菜|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_7.jpg)
野菜は春菊、葱、お豆腐、しらたきです。
見た目は少なさそうですが、意外と食べてみると十分なボリューム感でした。
![お肉|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_6.jpg)
トクのお肉なので、霜降りのお肉が入っていますが、真っ白でかなりサシが入っている印象です。
赤身のお肉でもサシはしっかりと入っていて、肉質はかなり良さそうです。
お肉は全部で150〜200gぐらいでしょうか、意外と満足できるサイズ感でした。
![牛鍋|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_9.jpg)
最初は店員さんが、牛鍋に具材を敷いて準備をしてくれます。
牛鍋に牛脂のラードで油を引き、具材をのせていき、最後に割り下を入れます。
![割下と割汁|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_10.jpg)
右が割り下で、左が濃いときに薄めるためのものだそうです。(中身は不明です。)
焼いて具材が割り下を吸うので、この2つでお好みに調整していきます。
![肉のせ|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_14.jpg)
5〜10分ほどで、お肉の赤い部分が無くなれば食べごろだそうです。
割り下は甘すぎず、ご飯にも良く合うので美味しいです。
![玉子|東京 浅草 米久本店](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2022/09/1118_web_15.jpg)
玉子にくぐらせると、さらに割り下、肉の旨さが引き出されて美味しいです。
春菊やお豆腐などの具材にも、短時間でしっかりと割り下が染み込んで非常に美味しいです。
あとがき
老舗のお店らしく下足のたたきがあったり、大広間の座敷など浅草界隈のお店に来ると、何だかタイムスリップしたような気分になれます。
すき焼きもなかなかお店で食べたことがなく、もちろん牛鍋も初めての食事となりましたが、実に良いものでした。お肉の質も味も良く、割り下はすぐに具材に浸透して、10分ほどで食べごろに、気軽に手軽にサッと食べれる感じが、どことなく下町の粋って感じなのかも知れません。