外観
お店は地下鉄の銀座駅、銀座一丁目駅、新富町駅、東銀座駅から徒歩5分ほどの雑居ビルの2階にあります。
階段を上がると、土壁の入口が現れます。
店名の看板が掛けてあるだけですが、入口から非常に雰囲気があります。
店内
店内は和の雰囲気があり、絵や書などが飾られています。
席はカウンター席6席ほど、テーブル24席ほどの全30席となっています。
1人客の場合はカウンター、複数の場合はテーブルに振り分けられるようです。
メニュー
蕎麦だけでなく、コース料理も複数あります。
ランチだけやディナーだけなどありますので、事前に確認しておいた方が良いでしょう。
蕎麦の単品は限定メニューなど7〜8種類ほどがあります。
コース料理をあつかうだけあり一品料理もあります。
蕎麦前などお酒の肴になるような料理もありました。
そばがき
まん丸のお饅頭のようにキレイなそばがきです。
1人で食べても、2人で食べてもちょうど良いぐらいのボリュームです。
荒目に惹かれているので、蕎麦の実を感じつつ、非常になめらかな食感です。
醤油と山葵でシンプルに食べますが、食感と蕎麦の味をダイレクトに感じることができます。
天抜き
天抜きとは、天婦羅蕎麦に蕎麦を入れていないもので、かき揚げが温かい汁にひたされたものです。
かき揚げは桜海老を揚げたもので、新鮮なの桜海老なので柔らかさが残されています。
汁といっしょにそそるたびに、桜海老の香りがします。
醤油の味はそれほど強くないですが、汁は出汁を感じつつ、しっかりとした風味があって美味しいです。
時間が経過すると、かき揚げの衣が汁に溶け出しますが、油っぽさなどなく、むしろ風味が足されるのを楽しめます。
ざるそば
ざるそばですが、海苔がかかっていないお蕎麦でした。
「ざる」と「もり」の違いは、蕎麦に海苔がかかっているか、そうでないかが一般的です。
蕎麦汁は強い印象はありませんが、蕎麦の風味を引き出すような味です。
蕎麦は細めや太めと少し不均等に切られていますが、全体的には細めです。
口当たりが非常になめらかで、蕎麦の香りは弱いですが食べやすいです。
あとがき
コース料理なども提供されていて、蕎麦だけでなく、お酒もいっしょに楽しめるようなお店で、2018年にはミシュランの星を獲得するなど評価も高いそうです。
桐のカウンターなど店内も雰囲気があり、料理も美味しく楽しむことができました。中でも、天抜きの蕎麦汁が美味しく、関東(東京)のお蕎麦屋さんに多い辛めの醤油味というよりも、関西風のような繊細な風味が好きでした。
温かい汁が美味しいと思ったら、こちらのお店で評価が高い料理が「冷かけそば」だそうなので、変に納得しちゃいました。
店舗情報
- 店名
- 蕎麦 流石本店
- 住所
- 東京都中央区銀座2-13-6 東二ビル2F
- 営業時間
- (昼の部) 11:30~14:00(売切仕舞) (夜の部) 17:30~最終入店19:00、ラストオーダー20:00、閉店21:00
- 定休日
- 土曜・日曜・祝日・GW・年始など
- ジャンル
- 蕎麦