ネギ塩ワンタンメン|本郷苑
3.40

【本郷苑】ミシュランを獲得する「小池グループ」で炒飯と塩ラーメンが人気でボリューム満点のネオ町中華

東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅近くにあり「小池グループ」により炒飯やラーメンが人気のネオ町中華料理店「本郷苑」さんに食べ歩きでお邪魔して実食したレビューを掲載しています。
公開: 2025/12/13 最終更新: 2025/12/18

本郷苑の情報

店名
本郷苑
住所
東京都文京区本郷2-26-9 1F
営業時間
11:00 - 15:00 L.O. 15:00 17:30 - 20:45 L.O. 20:45
定休日
不定休
価格帯
1000円〜1999円
ジャンル
ラーメン
※店名はgooglemapで正確に表示するため正式名称に地名が追加されている場合があります。※掲載している情報は記事投稿時に食べログを参考にしたものになります。snsなどの各種リンクを掲載しておきますので、必ず御自身での御確認をお願い致します。

店舗所在地

※店名などによりgooglemapが正確に表示できない場合がございます。こちらから 別画面で正確な位置が確認できるかと思います。

公式サイト

らぁめん小池
らぁめん小池
らぁめん小池 / 中華蕎麦にし乃 / キング製麺 / つけめん金龍 / こいけのいえけい / あいだや / 本郷苑 など数々の賞を獲得したラーメン店を手がける『イノセンス』。採用情報はこちらをご覧ください。
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本郷苑のサマリー

本郷三丁目の「本郷苑」は、小池グループが2024年3月8日にオープンした手掛けた“令和の町中華”として誕生した注目の一軒です。

ラーメンとチャーハンを中心に、肩ひじ張らずに美味しい一皿を楽しめるお店として人気を集めています。​

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仕事が休みになる週末にあることを決めていた。「ラーメン」と「チャーハン」を思いっきり食べたいと。目指すは「町中華」となりそうだが、以前よりブックマークしていた1軒のお店を思い出した。

東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅からすぐのところにあり、町中華を現代風にアレンジした1軒に向かいました。

本郷苑

店舗外観|本郷苑

「町中華」と言っても、真っ赤なテントやきらびやかなネオンは無く、派手さは一切感じない雑居ビルの1階。

元は「ぷれじでんと」という「小池グループ」系列の人気ラーメン店があった場所。

食品サンプル|本郷苑

入口付近にある食品サンプルが唯一「町中華」らしく昭和世代には懐かしい。

だが、古ぼけたガラスケースでもないので、芸術作品のようなオブジェに見えてしまうのが面白い。

券売機・メニュー

券売機|本郷苑

入店するとすぐ券売機がある。メニューのメインはラーメンとチャーハンで、ラーメンはざる、醤油、ネギ塩の3種類の味がメインで、ワンタンやメンマなどがトッピングとして追加することができる。

もう1つメインとなるのがチャーハンで、唐揚げ、海老、チャーシューのバリエーションがある。

夜間には茹でと揚げのワンタン、チャーシュー、メンマなどのおつまみ類と台湾ビールなどのアルコールが提供されている。

店内

店内カウンター席|本郷苑

コンクリート打ちっぱなしの空間は隠れ家のような雰囲気。ところどころに設置されたネオン管のサインが現代風町中華屋を醸し出している。

席数はカウンター8席、テーブル12席の全20席。ディナータイムにお邪魔したので、ガッツリ食べている人や酒を煽りながらラーメンで〆ている人までさまざま。

小池グループ|本郷苑

緑色のカウンターに案内されると「小池グループ」系列店の証である、店名の入った紙ナプキンがある。

チャーシューチャーハン

チャーシューチャーハン|本郷苑

チャーハンのボリューム感や見た目から、加須にある有名町中華店「かし亀」のチャーハンを思い出す。

スープが付いてきたが、酸味というよりも醤油そのもののようなドギツイ味付けなので、ひと口だけ飲んで後は手を付けることができなかった。

チャーハンのチャーシュー|本郷苑

チャーシューは10枚ほどが折り畳まれるように重ねられチャーハンにのっている。

レンゲだけで食べようものなら、とにかく食べづらい。しかも味付けは濃いを通り過ぎて辛いくらいの醤油味。量が多いだけに途中から苦痛になってきた。

チャーハン|本郷苑

カウンター越しにチャーハンが作られているのを見ていたが、工程のほとんどは機械によるもの。

火が強めに入っているためか、米の表面は焼けたような硬さがあり独特の食感を生み出している。

チャーハン|本郷苑

食感はパラパラに近く、とても機械が作ったとは思えないクォリティに驚かされる。

素朴に塩コショウだけによるクラシックな味付けで、玉子の混ざり具合も絶妙で中華職人さん顔負けに思える。

ワンタンメン

ネギ塩ワンタンメン|本郷苑

なみなみと注がれたスープの表面には細かく刻まれた葱が覆っている。

ワンタンが入っていることもあって、見た目のボリューム感だけでもお腹いっぱいになりそうなくらい。

メンマ|本郷苑

ラーメンにのせられたメンマは焦げ茶色の濃ゆい見た目のもの。

ゆるゆるでちょっと気が抜けたような食感には、ちょっと炊き過ぎのように感じてしまった。

ワンタン|本郷苑

ワンタンは一般的な物よりもひと回り大きく感じるサイズで、その理由はパンパンに詰まった餡にある。

餡には海老やら豚肉やらミンチになって、チュルチュルの薄皮と合わせて頬張ると口の中にスープと合わさった旨味が広がる。

チャーシュー|本郷苑

チャーシューは薄めにカットされてはいるもののサイズは大きめに感じられる。

表面に赤身を残した低温調理。脂身と赤身が良いバランスの部位がつかわれ、塩スープによって肉の旨味が引き出されているようだ。

ラーメンの麺|本郷苑

麺は中太ストレートで断面は四角に近いようなパッツン感がある村上朝日製麺所製。

固めに茹でられている分、食べてる最中でも麺が伸びる感じはせず、パツパツとした食感が心地よい。

ラーメンスープ|本郷苑

スープは透明近いほど澄んでいて黄金に輝くように油が浮いている。

生姜の風味が良く効き、スッと喉から胃に落ちるのがわかるくらい抵抗感が無い青湯スープだ。

浮かんだ刻み葱がスープと合わさると、塩の旨味がグッと引き出される。

あとがき

大いなる信頼を寄せる「小池グループ」。訪れたお店にハズレ無し。本郷苑も魅力的なビジュアルを持つチャーハンとラーメン。間違いないだろうとお邪魔してみた。

非常に残念だったのはチャーハンのチャーシュー。食べにくい味付けは最悪。久々に食べられたものではないと思った。ラーメンは塩に刻み葱と旨味の掛け合わせは悪くないのだが、系列店で王子にある「キング製麺」ほどの旨味やインパクトは無かった。

学生の街なのでボリュームの多さで廃れることは無いかもしれないが、味の見直しは急務に思えた。

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