店舗情報
- 店名
- 火星カレー
- 住所
- 東京都豊島区西池袋3-27-3 S&Kビル B1F
- 営業時間
- [水・金] 17:30~21:45 [木・土] 11:30~15:00 17:30~21:45 [日] 11:30~15:00 17:30~21:00
- 定休日
- 月曜・火曜
- ジャンル
- カレー
店舗所在地
その他の掲載サイト
紹介するのはこんなお店です
火星カレーは池袋西口から徒歩約4分の場所にある人気カレー専門店で2014年4月にオープンし、独特な味わいと豊富な肉の種類で知られています。
メニューは鶏、豚、牛といった一般的な肉から、羊、鴨、鹿、カンガルーなどのジビエまで多彩で、ッピングで肉を追加することも可能など様々な組み合わせを楽しめます。
火星カレー
JR山手線、西武池袋線など各線の池袋駅西口から、西口公園や芸術劇場を越えた飲食店街の一角にあります。
「火星カレー」というサブカル要素強めなネーミングだけでも興味がソソられてしまいます。
大きな看板やメニューなどが出ているので、比較的に発見しやすいかと思います。
店舗は雑居ビルの地下1階にあるので専用の階段で下りていきます。
階段途中では火星カレーのオリジナルキャラクターがお出迎えしてくれます。
店内
それほど広くないスペースで、隠れ家BARのようなひっそりとした空間の店内です。
席はカウンター5席、テーブル席が6席の全11席です。
テーブル席は1人用としても使うことができて間隔が保たれているので、狭い空間にも関わらず窮屈さや閉塞感はありません。
注文は店内に入ってすぐのところにある券売機で食券を購入しておこないます。
券売機の表示が大きく、イラストも付いているのでメニューが無くてもわかりやすいです。
メニュー
カレーは火星カレーがベースになり、肉などを追加するようなスタイルで、トッピング違いなどで全部で12~3種類ほどありました。
トッピングは肉系が多く、鴨やカンガルー!!!!!?、鹿、羊などジビエ肉など多種多様なラインナップがあり、さまざま組み合わせをお好みで楽しむことができます。
注文時にご飯の量と辛さを変更することができます。
ご飯は小盛(170g)、中盛(260g)、大盛(400g)です。
辛さは全部で5レベルの設定があり、レベル3の大辛までは無料で、レベル4の土星、レベル5の冥王星は追加料金です。
豚カレー
初めてなので無難な注文として、火星カレーに豚トッピングのカレーになります。
ライスは中盛(260g)でお願いしたのですが、予想外にボリューム感がありました。
料理が運ばれてきて、最初に気になったのがスプーンの形状です。
一般的な丸みを帯びたスプーンではなく、バターナイフのように長細くなっていて、ご飯もルーも拾いやすく食べやすかったです。
トッピングの豚肉には肩ロースがつかわれ、時間を掛けているためか表面は黒っぽい色合いです。
お肉は120〜30gほどで、それほどボリュームはありませんが、かと言って少なく感じることはありません。
煮込まれているため、非常に柔らかい食感で、食べているとホロホロと口溶け感がありました。
肉に深みのような旨味が濃縮され、ルーにも負けないくらい美味しいです。
ライスは水分少なめで少し固めに炊かれているので、カレーのライスとしては理想的な感じです。
固めのライスが好きな私にとっては最高の状態で、非常に食べやすかったです。
とろみがあるためキーマカレーのような固形に近いタイプのルーです。
粒状ペーストのような感じで、さまざまな食材が混ざり溶け込んでいるような印象です。
欧風カレーのような濃厚な味わいでもなく、インド風のようなスパイシーなカレーとも違い、日本風なカレーが一番近いのですが、それでも十分あクオリティを感じます。
ルーは野菜や肉などの旨味が複雑に絡み合い、ヘルシーな印象すら受けますが、カレーの美味しさが詰め込まれています。
お店では、途中の味変ということで、卓上の紅生姜を入れるのがオススメな食べ方とのこと。
百聞は一見にしかずではないですが、お店がオススメすることは、とりあえず試してみるタイプですw
「カレーに紅生姜?」と半信半疑で入れてみると、想像以上に良い感じのペアリングです。
ルー自体が美味しいのもありますが、紅生姜の酸味によるサッパリ感で、ルーの奥深さがギュッと際立ちます。
あとがき
「火星カレーって、オシャレ系の中途半端なカレーでしょ?」。そんな思いでなかなかお邪魔する機会はありませんでした。それでも店名のネーミングセンスから一度は食べなければと思い、今回の訪問となりました。
カレー屋にありがちな複雑なメニューが、シンプルにレギュラーカレー+トッピングと明確化されていることに好感が持てますし、ルーとお肉の味にオリジナリティがあり魅力的でベースの調理技術の高さも実感できます。
お店はなんと「ぼくのなつやすみ」シリーズなどのゲームを手掛けた、ゲームデザイナーの綾部和さんという方がオーナーさんなので、ゲーム好きな方にも楽しめそうです。