ザイカレー|ロージナ茶房
3.80

創業1954年で有名アーティストも通った辛口カレーが人気の国立にある喫茶店「ロージナ茶房」

JR中央線の国立駅近くにあり大物ミュージシャンも通い木造2階建ての雰囲気ある店内でこだわりの料理が人気の喫茶店「ロージナ茶房」さんに食べ歩きでお邪魔して実食したレビューを掲載しています。
公開: 2025/03/26 最終更新: 2025/03/26
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店舗情報

店名
ロージナ茶房
住所
東京都国立市中1-9-42
営業時間
11:00 - 23:00 L.O. 22:30
定休日
食べログに記載なし
価格帯
1000円〜1999円
ジャンル
カフェ
※店名はgooglemapで正確に表示するため正式名称に地名が追加されている場合があります。※掲載している情報は記事投稿時に食べログを参考にしたものになります。snsなどの各種リンクを掲載しておきますので、必ず御自身での御確認をお願い致します。

店舗所在地

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紹介するお店のサマリー

ロージナ茶房は、東京都国立市に位置する老舗カフェで、その創業は1953年とされています。

創業者の伊藤接氏は画家兼ジャーナリストとして活躍し、欧州各地を訪れた経験から、ヨーロッパのカフェ文化に触発されてこの店を開きました。

開業当初から、学生や教授、芸術家、文化人の交流の場として親しまれ、石原慎太郎氏や忌野清志郎氏、坂本龍一氏など、多くの著名人にも愛されてきました。

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ロージナ茶房

店舗外観|ロージナ茶房

JR中央線国立駅の南口を出て、放射状に広がるロータリーをこえ、真っ直ぐに伸び桜で有名な大学通りから路地に入ったところにあります。

路地裏に佇む木造2階建ての店舗建物には、喫茶店とも画廊とも言えないような独特の雰囲気があります。

店内

1階テーブル席|ロージナ茶房

入店すると席に案内されるのではなく、「お好きな席へどうぞ!」。その時の気分に合わせて席を選べるのは嬉しい瞬間です。

木造2階建ての店内は、歩くたびにキシキシと音がする感じが非常に癒やされてしまいます。

椅子、ソファーなどにレトロ感が溢れ、壁には絵画などが飾られ、老舗喫茶店ならではの落ち着いた空間になっています。

席はテーブル席もしくはソファー席で、1階と2階合わせて120席です。

2階テーブル席|ロージナ茶房

2階は大きな窓で採光が取られ、のんびりとした時間が流れています。

お客さんは近くにある一橋大学の学生さんや、近所のサラリーマン、ちょっとオシャレ感のある奥様方と多種多様です。

メニュー

ドリンクメニュー|ロージナ茶房

喫茶店だけあってドリンクメニューだけでも50くらいはありそうなくらい種類が多いです。

ネルドリップによるブレンドコーヒーやストロベリーシェイクなど、定番から趣向を凝らしたものまでさまざまです。

フードメニュー|ロージナ茶房

フードメニューもドリンクメニューに負けず劣らず種類が豊富です。

喫茶店定番のパスタからグラタン、サンドイッチ、ピザやメキシカンタコライスなどです。

ランチメニュー|ロージナ茶房

平日限定ではあるものの、ランチメニューではワンドリンクが付いてきます。

入口に置かれた黒板には日帰りメニューも書かれているので、必ずチェックをしてから入店します。

スープ

スープ|ロージナ茶房

ランチサービスで注文しましたが、「スープ」とだけ書かれているので、何のスープなのかはわかりません。

日替わりでいろいろな種類が提供されているようで、公式のInstagramに画像が載っていました。

表面にはクミンや乾燥パセリのような香辛料がかけられています。

スープ|ロージナ茶房

具材には、キャベツや人参など季節野菜が大量に入り、栄養満点感があります。

ベースはコンソメのような味付けにスパイスさが足され、オリジナル感がありました。

サラダ

セットサラダ|ロージナ茶房

ランチサービスのサラダです。けっこうボリューム感があるのですが、小さめのティーカップのような器に思わず笑みが。

オリジナルのようなドレッシングは極端なオイリー感や酸味も無く、オリーブオイルの風味が野菜の味を引き出すようなナチュラルな感じが美味しい。

ザイカレー

ザイカレー|ロージナ茶房

お店を代表する料理のひとつであるザイカレーを注文しました。

カレーには、ピクルスと1/4くらいのゆで卵が添えてあります。

自家製のようなピクルスは、酸味が程良く、これだけでワインが飲めそうなくらいです。

ザイカレー|ロージナ茶房

ビーフカレーをベースにしているそうで深みがあり、ルーは適度にドロっとし具材が溶け込んでいます。

ビーフの塊は歯切れも良く、上質なお肉のような質感があります。

カレーのルー|ロージナ茶房

最初は「もの凄く辛い」刺激がありますが、口の中がヒリヒリするくらいです。

中毒性あるスパイスの複雑な味で、食べている最中から「もっと食べたい」と思わせてくれました。

ブレンドコーヒー

ブレンドコーヒー|ロージナ茶房

ブレンドコーヒーはネルドリップで抽出される本格派です。

濃いめで酸味が抑えられ、 飲みやすくありつつも、ちゃんとした美味しさがあります。

カスタードプディング

カスタードプディング|ロージナ茶房

自家製のカスタードプディングはサイズも大きく、食べごたえありそうです。

カスタードは思いのほか緩めで、カラメルはそれほど濃くありません。

甘さは全体的に控えめですが、風味も良く、カラメルとカスタードのバランスも良いです。

コーヒーゼリー

コーヒーゼリー|ロージナ茶房

コーヒーゼリーには、ガムシロップとミルクが付いてきます。

けっこう大きめなコップに入っているので、食後のデザートとしては、かなり食べごたえがあります。

コーヒーゼリー|ロージナ茶房

ゼリーにはホイップが添えられ、シナモンがかけてあります。

コーヒーゼリーは、歯応えがあるくらい固めで、コーヒーの苦味は弱めで、ミルクとガムシロップをかけると完成します。

あとがき

私自身も国立に4年ほど住んでいましたが、行ったことがなく、国立を離れてからその存在を知りました。

一橋大学が近くにあるということもあって、学生たちが談笑する風景や、日差しが眩しく感じる午後は、古き良き喫茶店の情景そのものです。

提供される料理は、どれも個性やオリジナリティに溢れ、こだわり感のある自家製でザイカレーにおいては、カレー専門店にも負けないくらいクオリティがあります。

過去にここを利用した坂本龍一さんや忌野清志郎さんなどの足跡を感じつつ、居心地の良さを常に感じることができ、訪れる意義をひしひしと感じます。

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