神楽坂とんかつ あげづきの情報
- 店名
- 神楽坂とんかつ あげづき
- 住所
- 東京都新宿区神楽坂3-2 山ノ内ビル B1F
- 営業時間
- 月・水・木・金・土・祝前日・祝後日 11:30 - 14:30 L.O. 14:30 17:30 - 22:00 L.O. 料理21:00 ドリンク21:30 日・祝日 11:30 - 14:30 L.O. 14:30 17:30 - 21:15 L.O. 料理20:30 ドリンク20:45
- 定休日
- 火曜日
- 価格帯
- 3000円〜3999円
- ジャンル
- とんかつ
店舗所在地
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掲載サイト(SNS等)
神楽坂とんかつ あげづき

JRもしくは東京メトロ有楽町線の飯田橋駅から東京メトロ東西線の神楽坂駅方面に坂を上がり、ちょうど頂あたりに店舗はあります。
雑居ビルのB1に店舗はありますが、木製の看板などがあるので、近くまで来ればわかるかと思います。
入店方法

人気店なので店内満席時の入店方法を記載しておきます。
階段の最初の3段目までには並ばず、4段目から列を作ります。
階段いっぱいに待ち客がいる場合には、歩道の店舗向かって右側に列を作ります。
同じビルに人気の「日本橋海鮮丼 つじ半 神楽坂店」もあるので、どちらの列か間違えないようにしてください。
店内

店内は入口を真ん中に右にテーブル席、左にカウンター席が用意されています。
料理は注文を受けてから揚げるので、おおよそ20分ほど(混み具合による)の時間が掛かりますので、時間には余裕を持って入店することをオススメします。
席はカウンター6席、テーブル20席の全26席です。

カウンターに案内されると、壁には多くの芸能人などのサインが貼られていました。
場所柄、TV取材なども多く、芸能界でもファンが多い人気店となっています。
メニュー

とんかつでつかわれているお肉は宮崎県「南の島豚」、三重県「松坂ポーク」、鹿児島「霧島SPF」の3種類で、通常のとんかつと特上、南の島豚のみヒレが提供されています。
料理は全て単品価格で表記され、定食にすると、ご飯、味噌汁、お新香が付いてきます。
ランチタイムには鶏ササミやメンチカツを食べることができます。
南の島豚ロースカツ定食

せっかく来店したのだから、店舗看板銘柄で希少種。数量限定の南の島豚を定食で頂くことにしました。
前菜の小鉢として、胡麻油漬けの胡瓜、ポテトサラダ、壺漬けの3種類で、どれもこだわり感を感じさせるものです。

味噌汁は赤味噌とシジミをつかっています。
丁寧に出汁が取られ、シジミの旨味がしっかりと抽出され、赤味噌の深い味わいが感じられます。

ご飯も丁寧に炊かれているのが分かり、水分にはかなり気が遣われています。
とんかつが美味しく食べられるよう、米の甘さは最大限活かしつつ、あくまで主役はとんかつであるというのが分かります。

とんかつで使われている「南の島豚」は沖縄県産のアグー豚との掛け合わせで作られた品種です。
通常のとんかつで150gで提供され、切られた1切れはかなり厚めになっています。

提供されるソースは、とんかつ用のオリジナルソースと藻塩。キャベツを食べるためのオリジナルドレッシングです。
ソースは果物を中心に構成されているため甘みを強く感じ、とんかつに良く合いそうです。
定食を注文した場合、ご飯とキャベツはそれぞれ1回無料でおかわりをすることができ、2回目以降は有料となります。

低温で二度揚げされたとんかつは白色にも近いような僅かな狐色に色付いています。
衣のパン粉には粒が大きなものがつかわれ、口に入れた時のサクッとした食感を演出します。
揚げる際につかわれている油は、カメリアラード、オリーブオイル、キャノーラ油を配合したもので、食後の胃もたれなども感じさせません。

低温でじっくり丁寧に火が入れられた断面は、ほのかなピンク色で肉に入った繊維質もハッキリと見えるほどキレイです。
ロース部位なので脂身もありますが、噛みしめるたびに上質な甘みが口の中に広がります。
断面で見ると、肉の周囲の衣が均一に纏われており、どこを食べても同じ歯ごたえを生み出しています。
あとがき
あげづき店主の保科剛氏は、高校時代のアメリカ留学中、和食店のとんかつを食べたことで将来とんかつ店を持つことを志します。高校卒業後、数店の和食店で修業をし、独学でとんかつの研究を重ね2010年にお店をオープンさせました。
今では「食べログ百名店」や「ミシュランガイド」に掲載されるなど、東京を代表するとんかつ店へと成長しました。
日本一の豚肉として希少種「南の島豚」を店の看板銘柄にするなど、素材や揚げ方、ソースや衣など、とんかつに関する全てのことにこだわりを持ち、進化し続けるお店です。