東京ビル TOKIA
各線の東京駅から地下街を進んだ東京ビル内のTOKIAという、複合施設の地下1階に入っています。
地下街で行かれる場合は、京葉線にほど近い「11番出口」を目指すと一番近い場所に出られます。(※東京駅にはM11という出口もありますが、全く違うのでご注意を!)
インデアンカレーさん以外にも、お好み焼きの有名店「きじ」さんなど、およそ20店舗の飲食店が入っています。
外観
地下一階のちょうど真ん中付近に店舗はあり、目印はガラスに描かれた大きなお店のロゴマークのカレーおじさんです。
平日のランチタイムにお邪魔すると、常に4〜5人ほどが店外に並んでいる盛況ぶりでしたが、かなり回転は早いので5分ほどの待ち時間で入店することができました。
メニュー
メニューは、インデアンカレー、インデアンスパゲッティ、ハヤシライス、ミートスパゲティが基本となっています。
トッピングとして、各大盛り、ルー大盛り、ライス大盛り、タマゴ入りなどがあります。
注文時にメニューを見ることができますが、詳細は公式HPにて事前に確認するのをオススメします。
店内・注文方法
入店してすぐにレジにて注文、前料金で支払いとなり、食券の代わりのプラスチック札を受け取り、空いた席に自由に座ることができます。
席は大きなコの字カウンターのみの全21席で、席の間隔は狭めです。
インデアンスパゲッティ
カレールーをスパゲッティにかけたオリジナルメニューです。
子供の頃に実際に同じようなものを作ったことがあるので、個人的には夢のような料理です。
スパゲティにはグリーンピースがのせられ、見た目はクラシカルというか懐かしい感じです。
スパゲッティにカレーとは奇想天外というか、ありそうでなかったけど、食べていても全く違和感がありません。
パスタは一般的なものよりもやや太めの4〜5mmをつかっているようです。
一度茹でたものを炒め表面には焼きが入り、ルーによって伸びるのを抑制していました。
※ルーはカレーと同じものなので、カレーでレビューを書かせていただきます。
インデアンカレー
お店で一番人気のインデアンカレーです。
平皿に入っているので、一見すると少なめですが、食べ終えた時にはしっかりとした満足感があります。
料理を注文するとピクルスが付いてきます。
ピクルスは千切りになったキャベツの酢漬けで、甘みが非常に強く、りんご酢のような味わいです。
カレーには(生)タマゴをトッピングしました。
タマゴをトッピングしただけでも、見た目の美味しそうな印象が増された感じです。
最初はルーのみを楽しみ、甘みのあるピクルスを合わせ、最後にタマゴを解きほぐすことで、3つの味を楽しむことができます。
ルーをはじめて口にすると、よほどカレーとは思えないほどの甘みを感じます。と、思いきや次にはスパイスによる辛さが押し寄せてきます。
ライスの美味しさも合わさり、動きはじめたスプーンはいっこうに止まる気配すらなくなります。
ゴロッと大きさを残す牛肉も程よい柔らかさを残しつつ、旨味もしっかりと感じさせてくれます。
あとがき
インデアンカレーさんの創業は1947年の大阪、その後、大阪を中心に神戸、東京に丸の内と大手町の2店舗に展開されています。大阪発のカレー店が東京に進出しはじめたのが2020年前後。その中でも人気と一定の客層を得ているお店の1つがインデアンカレーでしょう。
カレールーは野菜や果物が溶け込んだような甘さがありつつも、スパイス好きも満足できるような辛さも実感でき、まるで、口の中の甘いさや辛さを料理を通じてコントロールされているようかの中毒性を感じます。