外観
西武池袋線練馬駅の西口を出て、下り方面へ高架下を歩いて1〜2分のところにあります。
イタリアンやラーメン店などの飲食店が入ったビルの3階にあるので、エレベーターもしくは外階段で上がります。
店内
町にある中華料理屋さんよりも高級感があり、中華料理専門店のような感じです。
スタッフの方は中華系の方で中国訛の日本語ですが、接客は丁寧に感じられます。
席はテーブル席のみで全50席となっています。
メニュー
料理のラインナップはかなり本格的な中華料理のような感じです。
高級中華料理に比べると価格はリーズナブルに感じます。
定番の中華料理もありますが、見慣れない料理などもあります。
揚げ物、炒めものなど、種類はかなり豊富です。
もちろんチャーハンなどのご飯物や麺類などもあります。
餃子や小籠包などもの点心もあり、お酒も充実しているので、さまざまなシーンで楽しめそうです。
よだれ鶏
蒸した鶏の下に刻んだ胡瓜が添えられ、白胡麻、刻み葱などがかかっています。
タレのベースは黒酢なので、見た目ほど辛味は強くなく、酸味と辛味が良いバランスです。
お酒と合わせておつまみとしても、副菜としても良さそうです。
野菜焼き餃子
焼き餃子は、海鮮と野菜の2種類があります。
1人前は5個で、餃子1つは比較的大きめで、ボリューム感があります。
表面の焼きはキレイで、パリッと感があり、頬張ると小籠包のようなジューシーな汁が飛び出てきます。
皮は薄めで日本風で食べやすい餃子ですが、肉がたっぷり詰まった餡は中華料理独特の香辛料が香ります。
店員さんから「よだれ鶏の黒酢ダレをかけると合いますよ」と教えて頂いたので実践してみると、辛さでお肉の甘みが増されました。
殻付海老のピリ辛香ばし揚げ
けっこう大きめな海老に味付けの香ばしい衣で揚げられています。
海老は鮮度が良いものがつかわれているようで、風味がしっかり残されています。
ニンニクの芽といっしょに炒められていますが、合わせて食べると、さらに海老の美味しさが実感できます。
蒸し鶏生姜粥
生姜で味付けられたお粥で、葱やしめじなどが加えられています。
お米は少しばかり食感を残す程度に水分が含まれ、ホロホロとした溶け具合です。
優しい味付けと鶏肉や生姜の風味でスッキリと食べ進めることができます。
あとがき
唐苑さんは大連から留学生として来た三姉妹によって2009年に創業しました。その後、大連で有名な海鮮料理店の料理長を招くなど、本場の味を日本風にアレンジするなど試行錯誤のうえ人気店へとなりました。
現在では、練馬本店をはじめ、光が丘、中村橋など全6店舗を運営するまでに成長しました。
最初に訪問した2018年のときは、安くて美味しい中華料理屋さんくらいのイメージでしたが、再度来店してみると、味のレベルは数段上がり、お店自体の印象としてもかなり好感が持てました。
どれを食べても失敗がなく、本格的な中華料理が楽しめるお店です。