外観
西武池袋線椎名町駅の、北口を降りてすぐの場所にあります。
椎名駅は上りも下りも、各駅停車しか停まりません。一本乗り過ごしたり逃すと、なかなか来ませんので、池袋線に乗る際はご注意を。
店内
店内というかお店の半分は、ほぼ屋外で屋根があるくらいな感じです。
店主さんの好みなのか、なぜか流れるBGMはレゲエなので、海外の雑多な感じを匂わせてくれます。
5人ほどで満席になってしまう、いわゆる極小店舗です。
席数は、店内カウンター5席ほど、天外カウンター3席、ベンチ3人の全部で11人としておきます。
最近では、向かいの花壇に腰掛けて食べているお客さんも、多く見受けられます。
メニュー
メニューは全部で10種類ほど。それぞれに「うどん」、「そば」。「冷やし」もしくは「温かい」を選ぶことができます。
肉+キャベツなど、複数の追加トッピングが可能となっています。
サービス
お店では、さまざまなサービスがおこなわれていますので、書き留めておきます。
肉の日は肉そばが50円安くなる。
10時までは玉子が無料サービス。
大盛の設定はありませんが、本人に限り安い料金で、お代わりをすることができます。
肉そばダブル
お店で一番人気の看板商品になります。
「ダブル」というだけあり、肉は器からはみ出すくらい盛られています。
葱は平たく大きめに切られていますが、臭みもなく、シャキシャキとした食感を楽しめます。
盛られた肉は、玉葱の甘さを活かして煮付けられ、つかっているのは脂身の多いバラ肉やモモ肉などを一気に煮詰めています。
数種類の部位がつかわれているため、肉の食感や味の違いなどを楽しめます。
平打ちのそばがつかわれ、汁を吸いやすいようなモッチリとした食感です。
そばのボリュームは、一般的な立食いそば屋さんくらいで、おおよそ150gくらいです。
そば汁は、非常にあっさりとしていて、食べ終えても重たさがありません。
最初は薄く感じてしまいそうですが、老若男女を問わず、朝でも昼でも間食としても、非常に食べやすい、そば汁に感じます。
あとがき
南天そばさんの創業は1998年。ルーツなどや詳細は不明ですが、現在は若めの店主さんが一人で切り盛りしています。
過去には、「アメトーーク」や、「有吉くんの正直さんぽ」、「出没!アド街ック天国」。数々のテレビや雑誌で取り上げられています。
「立食いそば」というだけでも、十分庶民的で魅力的ですが、「肉そばダブル」という看板商品のヴィジュアルや味は非常に魅力的です。
椎名町は、よほどの用事が無い限り、なかなか気軽に立ち寄れるような場所でもないのですが、気が向くとついふらっと、吸い込まれるように立ち寄ってしまいます。