外観
お店はJR御徒町駅もしくは、東京メトロ銀座線の上野広小路駅から湯島方面に歩いた、大きな道沿いにあります。
ちょっとオシャレな感じで海外にあるような店舗デザインです。
見た目は新しい感じの店構えですが、こちらのデリーさんは、東京を語る上では欠かすことのできない有名店です。
創業は1956年と、都内のカレー屋さんの中でも比較的歴史が古いです。
店内
店内はラーメン屋さんのような作りで、それほど広くはありません。
席はカウンター8席とテーブル席が7席の全15席となっています。
メニュー
カレーは全部で12種類あって、辛さが★で表記されているので、辛いのが苦手な方でも大丈夫かと思います。
サイドメニューには定番のタンドリーチキンなどもあります。
定番のカレー以外には、日替わりカレーがあり、毎日違うカレーを味わうこともできます。
アチャール
卓上にはアチャール(玉葱の辛い酢漬け)と胡瓜のお漬物があります。
カレーのおともに付け合わせとして、食べることができます。
タンドリーチキンセット
好きなカレーとタンドリーチキンがセットになっています。
サイドメニューはタンドリーチキンとサラダがワンプレートになっています。
かなりボリューム感があるような印象です。
サラダの具材はトマト、キュウリやレタスなど一般的なものです。
ドレッシングはオリジナルらしきもので、玉葱をおろしたような食感のあるもので、酸味が特徴的です。
タンドリーチキンは4ピースあるので、かなり食べごたえがありました。
見た目はほぼ真っ赤で、辛そうな感じですが、辛味よりもコクのような感じがあり、非常に美味しいです。
ライスは日本米で、カレー用にしっかりと炊かれているので、水分少なめでカレーとの合わせも良かったです。
量は少なすぎず、多すぎない程度で、大人の男性的にはちょうど良いくらいです。
カレーはデリー1番人気のカシミールカレーです。
非常に辛いということですが、見た目は黒い感じで濃いような色合いです。
具はポークとジャガイモがゴロゴロと入っています。
ルーの味がしっかりと染みた感じで、噛みしめるとカレーの辛さが伝わってきます。
ルーはサラサラの液状で、ライスとの絡みは非常に良いです。
味は最初にニンニクの強い香りと味が猛烈に来ますが、同時にカレーのコクのようなマイルドな味わいもあります。
カレーはとにかく辛いのですが、韓国料理のような唐辛子のような辛さではないです。
あとがき
東京のカレーを語る上で、デリーの名前は欠かすことができないほど有名で、とくに上野店は人気が非常に高いお店です。デリーさんには銀座店にも行っているのですが、個人的には全く違うお店という印象です。
とにかくカレーは本格派という感じで、食べた瞬間は、「これがカシミールの洗礼か!」と思うほど辛いのですが、食べ進めれば食べすすめるほど、その辛さと旨味にハマる感覚が自分の中にもありました。今度は普通のチキンカレー食べてみたいですね。