外観
築地市場にほど近く銀座でも外れにあたる場所にあります。
最寄り駅は東京メトロ日比谷線の東銀座駅もしくは、大江戸線の築地市場駅より3分ほどです。
周囲には東京国税局や朝日新聞支社、国立がん研究センターなどがあります。
店内
店内は手前がカウンター席、奥がテーブル席のオープンキッチンスタイルです。
和の感じで夜なんかだと落ち着いた食事ができそうです。
平日のランチタイムにお邪魔しましたが、開店時には10人ほどの列がある人気のお店です。
席はカウンター5席、テーブル14席の全19席となっています。
メニュー
蕎麦は温かいおそば、冷たいおそばとあります。
季節の食材などを使用した天ぷらなど種類もそこそこありました。
天ぷらの種類もそこそこあり、蕎麦屋さんとしては多いほうかと。
おつまみのサイドメニューもあり酒の肴には丁度良いかと。
メニュー全体を通して旬の食材を使用しているという印象が強かったです。
瓶ビール
瓶ビールはキリンとエビスがありました。
天気の良い日に、お昼からお蕎麦屋さんでお酒は楽しいものです。
板わさ
かなりしっかりしたものが3切れです。
皮がビックリするくらいにしっかりとした食感で若干の固さを感じるくらいです。
噛みしめると魚の風味、ワサビ、醤油がとても合いました。
穴子の煮こごり
穴子の煮こごりです。
けっこうボリューム感があり酒の肴としては最高です。
穴子の風味がしっかりと閉じ込められていて美味しいです。
煮こごりもしっかりした味付けですが嫌味も無く美味しいです。
筍天せいろ
天ぷらの種類が多いので悩んだ末に、筍をチョイスしました。
食材は筍とふきのとう、長細いのは分かりませんでした。
筍の天ぷらは味付けがされているので、非常に食べやすく美味しいです。
ふきのとうも香りが良く食感も美味しいです。
天ぷらは火の入り、衣の食感ともに非常に美味しかったです。
せいろのお蕎麦です。
蕎麦汁はスッキリとして醤油と返しのバランス感が非常に良い感じです。
蕎麦の甘さに良く合い美味しかったです。
蕎麦は十割ということで白と黒の中間くらいの色合いで星はありませんでした。
さっと茹でられ、しっかりと水で冷やされた蕎麦は噛み締めたときの反発力があり美味しいです。
あとがき
以前から非常に気になっていたお店ですが、銀座の中心部から少し離れているということもあり、なかなか行けていなかったお店です。
成富さんの御主人は蕎麦のほそ川と天ぷらで修行された経験があるそうで、どちらも一級品であるのは間違いありません。特に天ぷらに関しては値段に見合わない技術の高さを堪能できました。
メニューには旬を感じさせてくれるものも多く、来る度に違う顔を見せてくれるお店なのだと感じました。
常連のようなお客さんは期間限定の花山椒の温かい蕎麦をすすってサッと帰られるような粋な人もいました。