外観
川越市街から坂戸方面を通る県道39号(通称:川越坂戸毛呂山線)沿いにあります。
最寄り駅は、東武東上線の鶴ケ島駅ですが、1.2kmほどあるので、来店客の多くは車になります。
建物が真っ黒なので、車で訪れても比較的分かりやすいです。
500m圏内ほどに古民家らぁめん銀水さんや、六厘舎系のジャンクガレッジさんがあるので、ちょっとした麺激戦区になっています。
駐車場
郊外型なので駐車場が完備され、店舗横と店舗裏にそれぞれ15台づつ計30台置くことができます。
店内
純和風な感じの店内は、2024年4月オープンということもあって、非常にキレイで清潔感があります。
席はカウンター6席、テーブル11卓25席の全31席となっています。
満席時には入口近くにある受付票に、名前と人数を記入します。
ランチタイムなどはあっという間に満席になっていましたが、席数も多く、回転率も早いので、比較的待ち時間は早そうでした。
注文方法・メニュー
蕎麦麺と中華麺の2種類があり、それぞれで選べる料理が異なります。
蕎麦麺はつけ蕎麦と肉汁つけ蕎麦の2種類で、つけ蕎麦にはもつ煮や唐揚げなどをセットにすることができます。
中華麺は油そばとまぜそばの2種類になっています。
麺は共通で並盛が300g、追加料金の大盛400g、特盛500gとなっています。
注文は入口近くにある券売機にて食券を購入します。
色分けがされ、メニューは比較的分かりやすくなっています。
つけ蕎麦もつ煮セット
つけ蕎麦ともつ煮がセットになっていて、ご飯がサービスで付いてきます。
もつ煮は小鉢に入り、飲み屋さんで提供されるくらいのボリュームです。
具材はモツとこんにゃくのみのシンプルな構成です。
汁はサラサラとした感じで、辛さが強く、ご飯やお酒には良く合いそうです。
もつは柔らかさがあり、トロトロな感じで煮込まれています。
小鉢ではありますが、モツは多めに入っているので、ちゃんと満足度があります。
蕎麦汁は鰹節や煮干しをふんだんにつかっているそうなので、出汁感のような香りがありました。
返しの風味というよりも、味醂や砂糖が強いせいか甘さが強く、マッタリとした印象を受けました。
自家製の蕎麦麺は、通常の並盛で茹で前で300gと、かなりボリュームがありました。
麺のは中太くらいの縮れ麺で、黒さから蕎麦のような感じはありますが、うどんやつけ麺のような見た目です。
高級蕎麦粉、埼玉県産のつなぎ粉をつかわれているそうで、配合としては6:4くらいでしょうか、蕎麦の香りは弱いです。
あとがき
なかじさんは2024年4月オープン、店内の表記には「系列店」とあったので、他にも何軒かお店をやられているグループ店かも知れません。(※調べましたが不明でした。)
麺のボリュームはたしかに多いので、お腹いっぱいにはなりますが、味的な満足度は弱く感じ、もつ煮もおつまみ的な感じだったので、今後、試行錯誤があると美味しくなりそうです。
つけ蕎麦としては、2002年にオープンした「港屋」さん(現在は港屋2として営業)、立川のBONSAIさん、高田馬場の安土さんなどたまに見かけると、蕎麦好きということもありお邪魔しています。