外観
お店はJR上野駅の不忍口もしくは、広小路口を出て、山手線の高架沿いに御徒町駅方面に向かった飲食店街にあります。
間口も広く、奥行きもあるので、かなり大箱店のようです。
支店から50mほど高架に向かったところには大統領本店があります。
こちらは支店よりも人気が高いので満席率高めなので、すぐに入れそうな支店にお邪魔することにしました。
店内
かなり奥行きのある店内で、手前からL字になっています。
一番奥には「大統領」の看板があったりして、居酒屋としての雰囲気は抜群です。
席はカウンターやテーブルなどで全130席とかなり広めです。
メニュー
おつまみは魚から漬物やキムチなど種類はかなり豊富です。
裏面は焼物がずらりと載っています。
人気のもつ焼きも種類はけっこう多めで、串物は2串での注文と価格表示なので、わりとお安めな設定かと。
焼物ももつ焼きにはじまり、魚や牛などさまざまです。
アルコールなどのドリンク類は別メニューです。
定番ものがしっかりと揃えられてイルという印象で、これ以外にも日本酒がまた別メニューで用意されていました。
瓶ビール
とりあえずの瓶ビールです。
銘柄はとくに聞かれることがなかったのでアサヒビール一択のようです。
もつ焼き盛合せ
お店にはじめて来たので、名物の1つであるもつ焼きを盛合せでお願いしました。
種類は、ハツ、シロ、タン、小袋、レバの5本です。
味はタレ、塩から選ぶことができ、タレを選択。タレは一般的な味という感じです。
もつ焼きは焼鳥ではなく、豚串なので、肉は肉肉しさとともに、程良い歯ごたえがあります。
串はサイズ小さめですが、価格が安いので納得です。
大統領特製煮込み
お店のもう1つの名物が煮込みです。
煮込み好きとしては、かなりテンションが上がるような見た目です。
特徴として、白コンニャクと豆腐が入っているので、ボリューム感があります。
どちらもしっかりと煮込まれて味が染み込んでいました。
煮込まれたお肉は馬モツとのことです。
他のお肉に比べるとかなりアッサリとした印象です。
煮込みの味は、味噌などの味は薄く、煮込みの管理が良くないのか、少し塩っぽさが強かったです。
あとがき
もともとお酒やおつまみが好きということもあり、こういう大衆居酒屋さんは好きですが、基本1人で入ることもないのですが、月島の岸田屋さんにお邪魔して以降、煮込みやおつまみへの興味がフツフツと出てきたので、お邪魔してみました。
1950年創業と、戦後の上野の歴史そのものでもあるように、多くの人に愛され、楽しまれたお店の1つでもあります。料理はどれもお手軽で、センベロの世界をそのまま地で行くような安心感があります。アメ横の近くにある飲み屋さんの多くが、室内ではなく、半野外のような路地飲みというのも、温かい時期だけでなく、風情とともに楽しめる要因なのかも知れません。