ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。
和食処五島は、2018年10月24日に東京都千代田区有楽町の東京交通会館地下1階にオープンした、長崎県五島列島の郷土料理を提供する和食店です。
JR有楽町駅から徒歩1分という好立地にあり、五島列島から直送される新鮮な食材を使用した料理が特徴です。
五島列島の食材をふんだんに使用した料理と、温かみのある接客が魅力の和食処五島。有楽町で本格的な五島の味を堪能したい方におすすめのお店です。
JR山手線もしくは東京メトロの有楽町駅から徒歩1分の交通会館の地下1階にあります。
地下に降りるとメインの通りから奥まったエレベーターの近くにあるので、館内設置の地図を参考に探してみてください。
交通会館には地方のアンテナショップが多く入り、こちらのお店では長崎県の五島列島の食材などがつかわれています。
店内は変則的なコの字型をしており、手前にテーブル席、厨房の脇を抜け奥にテーブル席となっています。
壁には五島の民芸品などが飾られ、さながら地方の観光食堂のような雰囲気です。
席はテーブル席や、カウンター席など全30席です。
席に案内されると、2018年の創業に伴い、五島市公認の認定証が飾られていました。
ユネスコの世界文化遺産に登録されたのも同じ年なので、五島市が観光の集客に力を入れていた時期なのでしょう。
ランチで提供されるのは、レギュラーメニュー4種と日替わり定食1種の全5種類です。
五島はクロマグロの養殖が盛んな場所でもあるので、ネギトロなどや寿司などが提供されています。
1度、五島名物の「五島うどん」を食べてみたかったので注文してみました。
五島の近海で獲れた「真鯖」をつかった、炙り〆サバのお寿司がセットになっています。
厚めに切られた鯖がのせられ、寿司は3巻なので、うどんと合わせるとけっこうなボリュームがありました。
炙られた香ばしさと、〆る際につかわれている酢の酸味もほどほどなので、食べたやすかったです。
お米の潰れ加減や食感からすると、冷凍で保存されたものを解凍したものでした。
初体験の五島うどんなので、どんな味なのか?果たしてこちらのうどんと何が違うのか楽しみです。
かまぼこ、ネギ、ワカメがのせられているだけで、見た目は非常にシンプルです。
紅白の良く見かけるかまぼこですが、「五島蒲鉾」として名産品の1つです。
ワカメは少量ですが、海の香りを残すような味と、溶けるような歯ごたえが美味しい。
うどんの麺は、丸みを帯びた形状をし、つるつるシコシコとした舌触り良い食感です。
製法としては、食用の椿油を打ち粉として用い、手で伸ばす「手延べ」製法です。
乾麺を茹でて使っているようで、同じく乾麺を用いる稲庭うどんに食感が近く感じます。
うどんにつかわれるスープは、トビウオから取ったあご出汁をベースにしています。
あご出汁独特のほのかな塩気とスッキリとした後味が美味しい。
今では一般的になっている「あご出汁」ですが、五島では「顎が落ちるほど美味しい」ことから、トビウオのことを「あご」と呼ばれているからです。
交通会館には北海道や長崎など、全国各地のアンテナショップが店を構え、その1つが五島市公認の「和食処 五島」です。
食事の目的であった「五島うどん」ですが、五島は遣唐使の寄港地だったこともあり、中国浙江省に伝わる索麺がうどんのルーツになり、日本における麺伝来の歴史の中でも最初の地とされています。
本場の味と言われれば、実際にその土地で食べた経験が無いので一概には言えませんが、手軽に五島列島の味を楽しめると考えれば、1食の価値はありました。