店舗情報
- 店名
- 満幸商店 本店
- 住所
- 和歌山県和歌山市加太118 淡嶋神社境内
- 営業時間
- 9:00~15:00
- 定休日
- 祝日を除く火、水定休日
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- 海の幸
店舗所在地
その他の掲載サイト
満幸商店

和歌山市街から車で20分ほどの、和歌山湾に面する加太港近くにあります。
徒歩の場合、南海電鉄の加太駅から徒歩約20分、約1.5kmと少し距離があります。
店舗の外観は海の家のような感じで、お土産や海産物が売られ、食事を待つ人で常に行列ができています。

店舗は淡嶋神社の境内に3軒ほどのお土産屋さんがあり、満幸商店さんもその1軒です。
神社の境内にお店があるというだけでも、どことなく風情を感じさせてくれます。

満幸商店さんが満席もしくはお休みの際は、車で2〜3分の距離に2号店になる「満幸商店Ⅱ」さんを利用することができます。
「満幸商店Ⅱ」さんは、満幸商店の2号店として2018年6月に海沿いにオープンし、ビートルズのBGMが流れるなど、カフェのようなオシャレな雰囲気が特徴です。
駐車場

人気店の上、車で訪れる観光客も多いので、専用の駐車場があります。
全7台置くことができ、回転は早いので、近くで待っていると停めることができました。
どうしても、専用駐車場が満車の場合は、淡嶋神社に有料のコインパーキングがありますので、そちらを利用します。
店内

昭和感の残るような座敷とテーブルに、満席率高めなので、まさに海の家のような食堂です。
働かれているのは高齢なお婆ちゃんが多く、なんだか実家に帰って来たような雰囲気にも風情を感じてしまいます。
席は全20席ほどなので、満席の場合は、店舗入口にある受付票に記帳して順番を待ちます。
メニュー

提供されているのは、加太港で水揚げされる海産物を中心に提供されています。
仕入れの状況などで料理が変わるため、ホワイトボードにマジックで書かれています。

確認しただけで、3枚のホワイトボードに書かれたメニュー数はおおよそ2〜30種類ほどです。
中には聞き慣れない海産物の名前などもあるので、分からないことは注文前に聞くと、優しく教えてくれます。

ホワイトボードに書かれたメニュー表は、ある程度にカテゴリー分けされていますが、注文に困った時は、人気の「あわしま丼」と、「わさびスープ」を注文すれば間違いがありません。
鯛と皮はぎの昆布締め

火の入った鯛と皮ハギが昆布で締められています。
鯛や皮ハギのコリコリとした食感に、昆布の風味がしっかりと馴染み、お酒のアテになりそうな一品です。
柑橘が添えられるので、軽く絞ると、深みのある味わいになります。
皮はぎのタタキうす造り

薄く切られ、湯通しされた皮ハギをオリジナルのタレで楽しみます。
昆布締めに比べると、生に近い歯切れの良い食感です。
あわしま丼

あわしま丼とは、あわび、さざえ、あさりなどの貝を生姜で甘辛に煮込まれた丼のことで、満幸商店オリジナルの丼ぶりです。
サイズは、ミニとノーマルの2種類あり、ミニを注文しましたが、2人前くらいのボリュームはありました。
ご飯は柔らかめに炊かれ、タレなども混じりお粥のような感じですが、貝などの具材と合わさると何とも言えない優しい味です。
わさびスープ

お店1番人気の料理で、味付けは鯛で出汁を取られたスープになります。
スープは土鍋に入って提供されますが、ボリュームは2人分くらいありました。
わさびスープには、とくに具材などは入っていないので、「ぞうすい」や「うどん」などを追加で注文することもできます。

料理を注文すると、お婆ちゃんが食べ方を丁寧に教えてくれます。
まずはそのまま、2杯目以降はわさびを入れるから、わさびスープだそうです。

ワサビを入れずにそのまま飲むと、濃厚な鯛の出汁が滲み出たスープを楽しむことができます。
ある程度スープを飲んだら、スープに付いてくるワサビを入れて味を変えると、1段階旨味が増されたように、ワサビの辛さと鯛の出汁が見事に合わさり、独特の美味しさを味わうことができます。
あとがき
満幸商店さんはテレビなどでも度々紹介されているので名前は知っていました。ゆっくりした食事と海産物をたくさん食べたいと思い、満幸商店Ⅱさんへお邪魔することを予定していましたが、現地に着いて食べログに掲載されていた定休日が本店と逆というまさかの自体に陥るハメに・・・。急遽、こちらの本店にお邪魔しました。
料理は地の物を使っているだけあり美味しいですし、人気メニューのわさびスープはやはり評判通りの美味しさでした。機会があれば2号店へも行ってみたいです。
加太に来たら、是非とも1度は味わいたい昔ながらの名物料理です。