外観
JR宇和島駅から歩いて5分ほどの飲食店街にあります。
外観は和風の建物で雰囲気があります。
入口は2ヶ所あり、向かって左手は宴会用、右手は少人数用となっていますが、中で繋がっているので、どちらから入っても大丈夫です。
駐車場
車での来店の場合は、食べログ記載では26台置けるそうる店舗専用の駐車場があります。
周辺は一方通行が多いので間違えると何度もグルグルしてしまいます。
店内
店内入るとすぐの場所にカウンターが並んでいます。
カツオの藁焼き台が目の前にあり、運が良ければ見れるかもです。
それ以外の席はボックスのようなテーブル席になっています。
地元の家族グループが夕飯を食べに来るような気軽さがありました。
奥には宴会用の大広間もあります。
席は全部で200席とかなり広めです。
店内の一角にはサイン色紙が飾られていました。
宇和島を代表するお店というだけあり知名度も高いようです。
メニュー
メニューは日替わりのようで、日付が入っていました。
海が近いだけあり海産物を中心とした料理が特徴的です。
刺身盛
刺身盛は刺身3種で、はまち、鯛、えんがわでした。
新鮮なだけあり、シコシココリコリとした食感と甘さが美味しかったです。
かつお(塩タタキ)
かつおは刺身、たたき、塩たたきの3種類で食べることができます。
ボリューム感があるので、けっこう満足度がありました。
店内で藁焼きされたカツオは独特の臭みもなく、良い感じの香ばしさがあります。
刻んだニンニク、ネギといっしょに少し荒めの塩を付けて食べます。
鯛めしさつまよくばりセット
こちらは鯛めしとさつま飯をいっしょに食べれるセットになっています。
どちらも宇和島周辺でよく食べられる地元ご飯ということで初体験してみました。
セットのご飯はおひつで来ます。
しかもディナータイムでも、ご飯のお代わり無料ということで、ついつい食べすぎてしまいました。
お吸い物はなんとも上品な薄味ですが、しっかりとした海鮮の味が付いていました。
白いピロピロとしたお麩のようなものの食感が面白しろかったです。
はじめて名前を聞いたさつま飯です。
作り方は、焼いた鯛のほぐした身と麦味噌をすり鉢に入れすりつぶし、鯛のあらでとった出汁を加えたものだそうです。
食べた感じはとろろ汁に近いのですが、鯛の風味をものすごく感じられます。
何よりご飯によく合うぶっかけ飯です。
こちらは鯛めしです。
鯛めしというと炊き込みご飯というイメージだったのですが、愛媛県で鯛めしと言えばこれだそうです。
鯛の刺身、出汁、醤油、酒、卵黄などをよくかき混ぜます。
鯛の刺身の色がまた透き通ったテカテカでキレイです。
シンプルにご飯にかけて食べますがこれが美味しくないわけがないです。
鯛の刺身、出汁などでかなり豪華な卵かけご飯という感じです。
あとがき
みづほ亭さんはミシュランにも掲載されたことがある名店で、地元の郷土料理を食べることができます。
さつま飯も鯛めしも決して手間暇をかけた料理とは言えないけど、やっぱり美味しいものは美味しいですし、高知県に行かずともカツオの藁焼きが食べれたのも得した気分になりました。
何よりカウンターで食べているところに、元気な女将さんが声を掛けてくれるのが何だか楽しかったです。