外観

松山港からほど近く古い古民家が立ち並ぶ港町界隈にあります。

店舗建物は登録有形文化財でもある古民家「森家住宅」を使用しているので外観からも雰囲気があります。

最寄り駅は伊予鉄道高浜線の港山駅から徒歩5分ほどです。

看板や暖簾など新たに手を加えられた部分にもオシャレな感じがします。

こちらのお店は完全予約制なので、来店前には必ず連絡が必要になります。

駐車場

店舗の目の前に駐車場があります。

但し、専用の駐車場は3台だけで、それ以外は有料の駐車場になるそうです。

店内

店内に入ると古民家独特の涼しい感じの空間が広がります。

食事場所は畳座敷の座椅子に座りながらになります。

掛け軸など古物などもありました。

御手洗いをお借りした時に庭を眺めることもできました。

お庭には源氏物語にも登場した連理木(れんりもく)という木が祀られているそうです。

サイン色紙などもあるのでメディア露出などもあるようです。

座敷にブラタモリの写真があったので、タモリさんが来たことがあるのかも知れません。

席は食べログ掲載で30席なので、2階も席なのかもです。

メニュー

食事は基本的に鯛メシ膳の一品のみです。

事前予約なので、当日は飲み物やデザートのみの注文になります。

鯛メシ膳

名前の通りお膳で食事が提供されます。

畳に座椅子なので、さながら御殿様気分です。

御膳には鯛のお吸い物、お刺身、鯛めしなど鯛づくしの料理が食べられます。

デザートはみかん、ひじき、玉子焼です。

玉子焼はしっとりとした食感で甘さは控えめです。

ひじきは天然物でしょうか、シャキシャキとした食感が美味しかったです。

愛媛名物のじゃこ天もありました。

ご飯のお供にじゃこ天は非常に美味しかったです。

鯛のお吸い物です。

味は薄めで非常に繊細な味でした。

鯛のお刺身です。

新鮮なものなのでシコシコとした鯛独特の食感と甘みが美味しいです。

鯛めしは木のおひつに入ってきました。

おひつというだけでご飯が美味しそうに感じます。

1人分でお茶碗2〜3杯分くらいあるのでボリューム感があります。

蓋を開けるとご飯のいい香りが漂ってきます。

ご飯には焦げ目もしっかりと付いていました。

いっしょに入っているのは昆布でしょうか。

お刺身やひじき、じゃこ天などをおかずにして頂きました。

あとがき

お店は有形文化財で食べれるとあり、雰囲気が非常にあります。料理は若いご夫婦が営われていたのか、お刺身などもどこか家庭的な味という印象が残りました。

古民家での食事は雰囲気が非常に良いので楽しかったです。