ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。

1951年創業。長年地元で愛される双葉食堂は、昭和のノスタルジックな雰囲気が残る人気店。テーブル席や小上がりの座敷が並び、活気あふれる店内で群馬ならではの豚ホルモンを楽しめます。

国道122号を大間々市街から日光方面へ進む途中に位置する食堂。
1951年(昭和26年)創業、約70年の歴史を持ち、店内にはどこか懐かしい昭和の雰囲気が漂う。
最寄りはわたらせ渓谷鐵道・大間々駅で、徒歩約10分。来店客の多くは車利用で、店舗の両側に約20台分の駐車スペースが用意されている。

昭和を感じさせるレトロな雰囲気を残しながらも、店内は活気にあふれた食堂らしい賑わい。
席はテーブル席と小上がりの座敷席が用意され、全体で約30席ほどを備える。
満席時は店員に人数を伝え、店外で待機するスタイル。昼前から通しで営業を行っているが、人気店のため週末を中心に常に満席に近い状態が続く。

各テーブルには1人用サイズのガスコンロを設置し、網や穴あき鉄板ではなく円形の鉄板を採用。焼き上げるスタイルはジンギスカンに近いお店独自のスタイルだ。
注文後、まず鉄板にラードが置かれ、熱でじんわり溶け出す。それを全体に広げれば、香ばしい香りとともに焼きの準備が整う。

群馬特有の豚ホルモン系がメイン料理となり、定番の部位からあまり聞かれない希少部位まで取り揃えられている。
どの部位もワンコイン前後の価格帯で揃い、気軽に楽しめる手頃さがうれしい。
単品料理だけでなく、営業時間中いつでも食べられる定食が用意されているのも魅力的。

ホルモン以外にも、ラーメンやカツ丼といった定食屋の定番メニューが揃う。
夜は肉料理を楽しむ客が中心だが、昼はこうした食堂メニューを目当てに訪れる人も多そうだ。

肉ばかりではと頼んだ「野菜盛り」は、皿からこぼれそうなほどの大ボリューム。
もやし・葱・玉葱とシンプルながら鮮度がよく、焼肉のタレと絡めれば箸が止まらない美味しさ。

料理が運ばれてきた瞬間、肉の色艶の良さが目を引き、鮮度の高さがひと目で伝わる。
コメカミ周りの部位はしっかりとした歯ごたえがありながら、噛むほどに赤身の旨味が広がる一皿だ。

どんな内容なのかと注文前に聞くと、400円の肉が混ぜて2人前だから「マゼ2」だそう。
定食にはご飯(中)に加え、味噌汁とお新香が付く。(中)でも一般的な大盛りに相当するボリュームなので、注文時の目安にしておきたい。

肉にはあらかじめ味噌ベースの濃厚なタレが揉み込まれており、焼き上げればそのままで十分に旨い。
1皿400円前後ながら種類は7種と豊富で、これだけでも双葉食堂の魅力を存分に味わえる。

肉料理には擦り下ろされたニンニクがたっぷり入ったタレが付いてくるのだが、これがまた秀逸な味付け。
ニンニクの力強い風味を効かせつつ、ベースのタレは甘みと酸味のバランスが秀逸。肉の旨味を一層引き立ててくれる仕上がり。
双葉食堂さんと言えば、群馬特有の「豚ホルモン」文化の中でも、1、2を争うほどの人気店として名高い。
希少部位なども取り扱い、肉の仕込み技術にも素晴らしいものがあり、ホルモン料理でありながらも、食べていて不快に感じることが無い。タレも濃すぎず肉とのバランスも抜群。
火加減や焼き方は細かく言われるので、面倒臭い部分もあるが、それも店の「味」と言えるだろう。