かき氷
こんにちは。年間200食ほどを食べ歩く、グルメブロガーのうまいもの大好きです。
夏だけでなく、蒸し暑くなったりすると食べたくなる、夏の風物詩がかき氷です。
今回ご紹介するのは、東京のお店だけでなく、ドライブがてら日帰りでも行くことができるお店を地域ごとにご紹介します。
東京エリア
廚 くろぎ(旧名:廚 otona くろぎ)
上野駅からも近い広小路近くのPARCOにあるのが、割烹の名店としても有名なお店です。
以前は、上野店だけでなく、東大の敷地内にもありましたが、残念ながら現在は上野店のみでの営業となっています。
画像のような「みたらしみるく」など、和のティストを基本に、しっかりとした味わいを楽しむことができます。
「青梅みるく」のように、果実をつかったものなどもあり、季節ごとに美味しいティストがあるのも、行くたびにワクワクさせてもらえます。
yelo
六本木交差点からほど近い場所にある、オシャレなかき氷屋さん「yelo」さんです。
場所柄、外国人を意識しているような店舗デザインが、六本木の中でもひときわ目立ちます。
店内はBARのようなオシャレな空間になっていて、お邪魔した時には、お客さんの6割くらいが外国人の方で、かき氷を頬張る姿はオチャメで面白かったです。
かき氷の味はもちろん本格的で、氷もシロップもさすがのクオリティを保っていました。
選べる味も10種類以上はあり、トッピングも豊富なので、お好みの1品を探してみるのも良いかも。
甘味ゆい
一橋大学や国立音大など、学生の町としても知られる、国立の駅から少し離れ他場所にあるのが「甘味ゆい」さんです。
店内は無印良品のような、洗練された空間で、かき氷だけでなく、店内装飾なども訪問時はチェックしたいところです。
1つ1つのかき氷のレベルがとても高く、味のレベルの高さに驚かされたかき氷でした。
テイストは季節限定なども含め、それほど多くはありませんが、果物をつかった果汁系がかなりオススメです。
以前、国立に住んでいて近かったこともあり、ある夏は毎週のように通ってしまいました。
神奈川エリア
日の出園 葉山本店
神奈川エリアから最初にご紹介するのは、かき氷専門店ではなく、葉山にあるお茶屋さんの甘味処「日の出園 葉山本店」さんです。
店内にいるとお茶を焙じている、いい香りに癒やされます。
もちろんお茶屋さんなので、甘味だけでなく、お茶を購入することもできます。
かき氷のベースは抹茶などお茶をつかったものがメインとなっています。
かき氷のサイズもけっこう大きめなので、食べごたえ十分なのが嬉しいです。
抹茶が美味しいのは納得なのですが、きな粉や小豆なども、ちゃんと作り込まれているので、細部までたのしめるかき氷です。
現在は、土日のみ予約を行っているので、週末に来店する場合は、必ず予約してから向かいましょう。
ひととせの雪
小田原の小田原漁港にあるのが「ひととせの雪」さんです。
こちらのお店は、TBS系の「バナナマンのせっかくグルメ」で、知り訪問したお店です。
店内はモダンで、非常に落ち着いた空間になっています。
小田原漁港も市場ご飯として、たくさんの食堂がありますし、小田原城などからも近いので、観光の合間に立ち寄ることもできます。
「ひととせの雪」さんでつかわている素材は、日本全国のさまざまな場所から、取り寄せられた果物などをつかっています。
特徴として、一般的なかき氷屋さんなどでは、なかなか見かけることがない、トマトやシャインマスカットなどを素材としてつかっているのも面白いです。
埼玉エリア
阿左美冷蔵 金崎本店
埼玉エリアで最初に紹介するのは、ここ数年のかき氷ブームの火付け役となり、かき氷好きからは「聖地」となっている、秩父長瀞にある「阿左美冷蔵 金崎本店」さんです。
埼玉県に住む筆者は、すでに5〜6回ほどお邪魔していますが、夏時期は1時間待ちは当たり前の混みようで、全国各地から人が押し寄せて来ます。
阿左美冷蔵は通年営業なので、夏前の梅雨時期や、平日などが入店の狙い目となっています。
また、金崎本店でなく、長瀞の観光名所である、「寳登山神社」近くにある、「寶登山道店」が、本店に比べると比較的空いています。
阿左美冷蔵さんのかき氷の特徴は、秩父で作られた天然氷をつかっているので、氷がとにかく美味しいことです。
氷が美味しいのが素晴らしいのですが、さらに「秘伝みつ」など、かき氷のシロップも非常に美味しいので、是非一度は食べてみてください。
これがかき氷
小江戸など、歴史ある建物が並ぶ小江戸川越にあるのが、「これかき」の愛称で人気の「これがかき氷」さんです。
平日や夏以外の時期は比較的カンタンに入店ができますが、観光シーズンなどは1時間待ちほどの人気店となっています。
「これがかき氷」さんでも、天然氷をつかったかき氷を提供しているので、純粋な味が美味しいです。
また、芋やお茶が有名なご当地の特産物をつかった、かき氷などもメニューに多いです。
お店の場所も、川越観光の中心部にあるので、アクセスがしやすいのもお店の魅力です。
小江戸の町歩き観光の合間の休憩がてら、こだわりのかき氷を食べてみてはどうですか?
かき氷 山田屋
近年のアウトドアブームや、自然を満喫したい思いなどから、人気が出てきた都幾川で、急激に人気を伸ばしているかき氷屋さんが「かき氷 山田屋」さんです。
店舗自体も、都幾川沿いにあり、まさに自然の中にあるかき氷屋さんという感じです。
購入したかき氷は、店舗裏側にあるテラス席で食べることができますが、テラス席自体が小川の上にあるので、水のせせらぎ音を聞きながら涼しさと非日常感を味わうことができます。
お店から歩いて行ける距離には、三波渓谷という、川遊びやBBQで人気のスポットがあります。
「山田屋」さんでは、基本純氷をつかっていますが、追加料金で天然氷に変えることも可能です。
苺みるくや狭山抹茶などのテイストが人気ですが、季節ごとに変わる果物系を注文している人も多く見かけます。
山梨エリア
信水堂
山梨エリアでご紹介するのは、富士山にほど近い河口湖エリアにある「信水堂」さんです。
かき氷好きの中では、相当有名なお店ではあるのですが、なかなか食べることができない幻のようなお店です。
信水堂さんの公式Twitterアカウントに入店方法があるので、来店を希望するのであれば、必ず事前に読まれることをオススメします。
私は、突然のキャンセルが出て、店員さんのご厚意でたまたま入店することができました。
店内は、和モダンの雰囲気なので、非常に落ち着いてかき氷を楽しむことができる空間となっています。
「ピスタチオミルク&ラズベリー」を頂いたのですが、かき氷ならではの、味のボケ感がなく、ダイレクトにテイストが伝わってきつつも、それぞれの味に繊細さがあって、驚いたことを覚えています。
氷は、富士山の天然水で作られた天然氷をつかっているそうです。
栃木エリア
日光天然氷 松月氷室
避暑地としてだけでなく、華厳の滝や東照宮などある日光エリアにあるのが「日光天然氷 松月氷室」さんです。
創業は明治27年(1894年)と、100年以上の歴史を持つ、氷の蔵元さんです。
こちらのお店も夏などのシーズンは1時間待ちは当たり前の人気店で、お店の周囲はさながらお祭りのような雰囲気です。
日光で作られた天然氷をつかって作られるかき氷は絶品で、シロップの数は20種類以上はありそうなくらい多いです。
栃木の名産である、とちおとめなどを使ったシロップなども非常に魅力的で、非常に人気があります。
群馬エリア
氷問屋 野澤屋
群馬エリアでご紹介するのが、氷問屋さんが夏季限定でやっているかき氷屋さんが「氷問屋 野澤屋」さんです。
こちらのお店では、秩父の天然水で作られた純氷をつかい、かき氷が作られています。
きっと今回ご紹介したお店の中で、一番穴場的なお店で、地元の方でも知らなかったお店です。
びっくりするのは価格設定で、どのシロップでも価格は400円以下(訪問当時)で食べることができます。
シロップの種類も多く、およそ50種類くらいはありそうで、訪問時は思わず2杯頂いてしまいました。
価格が安いからシロップは、お祭りなどで提供されるものかと思いきや、こだわり詰まったテイストです。
純氷をつかったかき氷がこの価格で食べられるなら、わざわざ足を運ぶのもありでは!?
さいごに
夏の観光シーズンに、東京から日帰りできる近場のかき氷屋さんを紹介させて頂きましたが、どうでしたか?
有名店はもちろん、マニアックな穴場店まで、どのお店も観光地に近いので、ちょっと足を伸ばせば食べに行けるのではないでしょうか?