外観
京都市街でも、観光の中心地となっている祇園の中心部にほど近い繁華街にあります。
大きな提灯があるので、目印にすると良いでしょう。
最寄り駅は京阪電気鉄道京阪本線から徒歩1分ほどになります。
店内
店内は町のおうどん屋さんという感じで妙に落ち着きます。
観光ガイドなどでは、必ず紹介されるようなお店ですが、地元のお客さんが多いのも特徴的です。
店内はサイン色紙がたくさん貼られていて、芸能人や有名人なども多く来店しているようです。
他にも団扇がたくさん飾られているのですが、夏場に舞妓さんが常連客などに団扇を配る風習があるらしく、たくさん貼られていました。
メニュー
メインはうどんなどの麺類で、うどんだけでも30種類くらいあります。
他にもご飯物や中華めん、デザートなどメニューはかなりの種類があります。
鴨なんば
人気のメニューを店員さんに聞くと、「良く出るのはカレーうどんやきつねどんですね」と、言われましたが、冬季限定の言葉に釣られ注文しました。
表面は九条ネギで覆われていて、葱好きとして100点満点の見た目です。
葱はシャキシャキ食感で、青、白それぞれの葱ともに美味しいです。
柚子が1欠け入っているのですが、この風味が良い感じで葱とマッチングしていました。
鴨は京都の本鴨をつかっており、かなり厚めに切られています。
噛み締めた食感は柔らかく、鴨独特の風味がうどん汁と相まって良い感じです。
うどんは、かなり大きめの器に一杯に入っているので、ボリュームとしては多い印象です。
表面は熱めの汁で少し溶けた用な感じで、モッチリとしつつしっかりとしたコシを感じます。
食べた感じ的には伊勢うどんに近いかなぁ〜という印象です。
うどん汁は関西風の黄金色を想像していましたが、意外にも濃い目の色合いです。
味はかなりしっかりとした感じで、ベースの出汁感もあります。
葱や鴨、うどんに味を加える。そんなイメージのうどん汁です。
あとがき
お店は祇園の中心部に近い繁華街にあり、お客さんの多くはそこで働く店員さんや地元の人、飲みの〆にと訪れた人だそうです。
関西圏というと、関東とは明らかに違う出汁を基本とした黄金色のうどん汁のことが多いのですが、おかるさんのうどんは濃い目でしっかりとした味わい。お酒を飲んだ後に食べたくなる一杯でした。