ご紹介するのはこんなお店です
創業は1976(昭和51)年で約50年ほどの歴史があり、オーナーは元々、現店舗の目の前の喫茶店で働いていたそうです。
観光客だけでなく、軽井沢に別荘を持つ政界の人やその子供までが買いに訪れる人気店です。
外観
JR・しなの鉄道の軽井沢駅北口から長野県道133号(旧軽井沢軽井沢停車場線)を旧軽井沢方面に向かった先にあります。
最寄りの軽井沢駅からでも、徒歩10分、約650mなので、旧軽井沢方面へのアクセスでも立ち寄ることができます。
左は店内飲食用の入口、右はクレープのテイクアウト専用の注文口になっています。
駐車場
店舗横に専用の砂利の駐車場があり、5台ほど駐車することができます。
交差点の近くで、常に歩道を観光客が往来しているので、駐車する際は注意が必要です。
店内
ウッディーで山小屋を思わせるような作りになっていて、軽井沢でも人気のカフェなのも納得です。
席はカウンターやテーブル席など、全30席ほどです。
メニュー
喫茶店なので、ドリンク、スパゲッティ、トースト、カレーなど、種類はかなり豊富です。
コーヒーは、創業当時から日本橋にあるミカドコーヒーさんで、抽出はサイフォンでおこなう本格コーヒーが楽しめるそうです。
人気のクレープは店内とテイクアウトで、価格や内容が変わり、店内は少し高めに設定されていますが、皿盛りにホイップとアイスクリームが付いて来ます。
テイクアウトメニュー
テイクアウト用のメニューはクレープのみで、おおよそ50種類があります。
ホイップやジャム、クリームチーズ、サラダなど種類はかなり多く、チェーン店よりも価格はお安い設定に思えます。
ホイップクリームやアイスクリームの追加トッピングも可能なので、カスタマイズでの注文も受けてくれます。
クレープ
小窓から注文すると、オーナーの荻野さん自ら、クレープを焼いてくれます。
「写真撮って良いですか?」と聞くと、「動画でも何でも撮って良いよ!」と、優しく応対してくれます。
クレープを焼いている間にも「どこから来たの?」とか、クレープの味の秘密まで教えてくれるので、あっという間に出来上がってしまいます。
サイズは、大きすぎず小さすぎないので、食べやすいけど満足度もちゃんとあります。
クレープ生地は、試行錯誤を繰り返し、配合にもこだわった独自のものがつかわれています。
焼き目はしっかり焦げ茶に色付きパリパリ食感ですが、不思議と中はモチモチのままで、独特の風味と舌触りを楽しむことができます。
バナナチョコ
シンプルに生地とバナナ、チョコレートが入ったクレープです。
ホイップを入れなかったので、甘さが少し物足りなく後悔してしまいましたが、生地だけでも美味しさはちゃんと伝わってきます。
ブルーベリークリームチーズ
注文を迷っていると、真っ先に勧めてくれたのが、ブルーベリークリームチーズです。
ブルーベリーは甘すぎず、酸味がほど良く感じられ、ホイップもバタークリームのような重さがありません。
クリームチーズはデンマーク産で、厚切りされたものが入っているので、食べていてちゃんと主張しつつ、トッピングが合わさった時の美味しさが絶妙です。
あとがき
作り置きを一切しないこだわりの生地は、とにかく絶品。表面はパリパリなのに、中はフワモチと、クレープ生地の良いところを全て掛け合わせたようです。使われているジャムやホイップなども、チェーン店などには無い美味しさがちゃんとありました。
観光地なら「こだわらなくても売れるだろう」という慢心を感じさせず、味の追求が、美味しさになっているのでしょう。
お手頃な価格もそうですが、軽井沢に来たら、是非とも食べて欲しい絶品クレープでした。