奈良 奈良 玄|せいろ蕎麦

奈良 福智院 玄

奈良の奈良公園から近い奥まった住宅街にあり多くの著名人が通われる名店のお蕎麦屋さん「玄」さんに実際に行って実食したレビューを掲載しています。

Published on: 2019/06/21

外観

奈良 玄|外観

お店は「ならまち」という古民家が立ち並ぶ住宅街エリアにあります。

付近には飲食店が数軒ありますが、こちらのお店はかなり奥まった場所なので見つけるのが大変でした!

奈良駅や奈良公園からだと車で7〜8分ほどの場所になります。

予約必須

奈良 玄|入り口

蕎麦は予約必須で1ヶ月ほど前に予約をしておりました。

予約時に蕎麦の枚数を聞かれ、サイドメニューは当日に注文という形になります。

開店時間までは店内に入ることができませんので、待つこともできないのでご注意を。

駐車場

奈良 玄|駐車場

今回は車での来店でした。周囲の道路は大変狭く、都内だと一方通行レベルなので運転に自信がない人は、周囲のコインパーキングに停められる方が無難でしょう。

開店前に駐車場を尋ねると、お店のプライベート駐車場が3台分だけあるそうなので、公にはできないのでお店の方に聞いてみてください。

駐車場なら価格比較ができ、駐車場所があらかじめ分かる、タイムズパーキングの駐車場予約がオススメです。

店内

奈良 玄|店内

店内は入口からは想像できないくらいに広く、古民家風の非常に趣ある空間になっています。

席数は20席ほどとそれほど広くはありません。

お客さんの多くが海外旅行者ですが、英語でも対応されておりました。

奈良 玄|店内からのようす

窓からは純和風の庭を眺めることができます。

奈良 玄|お花

窓際には花がそっと生けられているので、大変心地よい空間になっています。

メニュー

奈良 玄|メニュー

蕎麦のメニューです。予約時に注文しておいた蕎麦に薬味をのせる形で、再度注文を聞かれます。

奈良 玄|サイドメニュー

サイドメニューもありました。数は多くありませんが、それなりに楽しめそうな数でした。

奈良 玄|日本酒メニュー

こちらのお店は「春鹿酒造」という酒蔵の敷地内にあるそうで、お酒の取り揃えもありました。

純米大吟醸クラスなのでお値段はけっこうですが、飲みたい( ;∀;)

蕎麦茶

奈良 玄|蕎麦茶

すぐに出される蕎麦茶ですが、ちゃんと美味しいです。

香りも良く味もスッキリ爽やかです。

蕎麦豆腐

奈良 玄|蕎麦豆腐うにのせ

蕎麦粉と水で作ったというお豆腐に、大豆の醤油漬?、山葵が添えてあります。

豆腐だけを単体で頂いても非常にスッキリで上品。要素を少しづつ取り揃えて口の中に入れると、見事なマリアージュの完成で非常に美味しい!!!!

奈良 玄|蕎麦豆腐湯葉のせ

湯葉の香りに負けない蕎麦の香りと味にすでにやられてしまっています。美味い!

蕎麦がき

奈良 奈良 玄|そばがき

蕎麦がき自体はかなりふっくりとした食感で、口の中にでは蕎麦の香りを残してスッと消えてしまいます。

けっこうなボリューム感で食べごたえがありそうです。

どの味にも耐えられる柔軟さと、抱きかかえられるような優しい食感、蕎麦の風味を存分に味わうことができます。

奈良 玄|蕎麦がきつゆ

醤油と塩が付いてきますが、店員さんからは、まずはそのまま、山葵で、塩で、最後に醤油と味を楽しむことができます。

せいろ蕎麦

奈良 玄|せいろ蕎麦

蕎麦の量はそれほど多くはなさそうです。

奈良 玄|蕎麦つゆ

蕎麦汁は一見すると特徴が無いくらい、純粋な印象を感じさせくれる美味さです。

蕎麦の味を壊すことなく、スルッと消えて行くような添えられた感があります。

奈良 玄|せいろ蕎麦

こちらのお蕎麦は十割蕎麦ということで、せいろは更科です。

蕎麦自体は繊細さを要求されるくらいに非常に細いのですが、溢れ出るような蕎麦の香りは絶品そのもの!

田舎蕎麦

奈良 玄|田舎蕎麦

こちらはざるに盛られており、量はせいろと同じくらいです。

奈良 玄|田舎蕎麦

蕎麦には星が点在して、舌の上で微かな食感を残してくれます。

せいろ同様に食べては消え、蕎麦の風味を残す見事なお蕎麦です。

蕎麦湯

奈良 玄|蕎麦湯

蕎麦湯というよりは、かなり濃い目の汁です。

普通は蕎麦汁で割るのですが、塩や醤油だけでも立派な料理レベルになっておりました。美味い!!

あとがき

奈良・京都へ旅行に出掛けた際に、かなり評判が高いお店として以前よりブックマークしていたので、念願の来店となりました。

こちらのお店は著名人をはじめ、多くの美食家さんが通われている名店です。

料理や蕎麦の質は申し分なく、ワタシの知る食知識を遥かに超えてしまっているような圧倒的な衝撃を受けました。どの料理も自然体ではあるものの、食べた瞬間の印象よりも食べ終わった時の満足感が多くを語り、さまざまな勉強ができた感覚です。

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