外観

奈良駅と奈良公園の真ん中くらいの高御門(たかみかど)エリアにあります。

大きな道から中に入った場所なので非常に雰囲気があります。

駐車場

店舗前の道は一方通行になっています。

途中にコインパーキングがありますが道は非常に狭いので、大通り沿いに停めて散策しながらお店を目指すことをオススメします。

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店内

入ると吉野葛を使用した菓子や蕎麦などを販売しています。

喫茶を利用する場合は声を掛けると、靴を脱いで座敷に上がります。

さながら田舎のお婆ちゃんの実家という感じで、非常に親しみを持てます。

席は全部で20席くらいあります。

テーブルには花が飾られていたりほんわかします。

トイレを利用の際には、中庭を見ることができるのでオススメします。

メニュー

喫茶では吉野葛を使用した甘味を食べることができます。

葛もちはあまり聞いたことがないので、非常にそそられました。

ぜんざいやしるこなど葛を使用した甘味の種類は多めです。

梅茶と干菓子

席に着くと梅茶と干菓子が出されました。

梅茶は千切った梅干しが入っていて、梅の塩気が美味しいです。

干菓子は葛のもので、初めて食べましたがラムネのような食感で味も好きでした。

葛きり

葛きりにはほうじ茶と黒蜜が付いてきます。

黒蜜は濃厚さはないものの、スッキリとした味でダルさがありません。

甘みもちょうどよく葛の味を非常に感じられます。

葛にはクコの実がのせてあるので見た目的にもキレイです。

佐久良さんの葛は注文を受けてから作るそうで、最初は無色で透き通っています。

黒蜜に付けると何とも言えない食感が美味です。

夏場に葛を食べたと思うと、こんな風流な贅沢はないのではないのかと想像してしまいます。

あとがき

ご高齢の方が一人でやられているようで、会話の一つ一つがどことなく奈良っぽいなぁと雰囲気があります。

葛きりはなかなか本物の葛を提供しているお店も少ない中、佐久良さんは100%吉野葛を使用しているとのこと。初めて食べた干菓子も美味しかったです。