外観
お店は東武東上線、有楽町線の朝霞駅の南口を出てすぐの場所にあります。
外観は街のお蕎麦屋さんという印象です。
手打ちのお蕎麦を出しているらしく蕎麦打ち場が窓から見えます。
駐車場
店舗には少し離れた場所に駐車場があるそうです。
台数はそれほど置けないそうなので有料駐車場を利用しました。
店内
店内はそれほど広くなく外観同様に街のお蕎麦屋さんという感じです。
席はカウンターテーブルが8席、ボックスのテーブル席が2組なので全24席ほどです。
メニュー
お蕎麦の種類はかなり豊富で温かいお蕎麦も冷たいお蕎麦もありました。
蕎麦だけではなくうどんや一品料理もありました。
一品料理は定番の板わさなどから見慣れない肴まであったのが印象的です。
ノンアルコールビール
銘柄はわかりませんが瓶ではなくグラスで出てきたのは初めて見ました。
瓶で飲むよりキンキンに冷えた感じで美味しかったです。
軍鶏刺し
茨城県久慈産の軍鶏を使用しているそうです。
非常に柔らかい食感ですがもう少し赤身があった方が良かったかな。
揚げ出しそばがき
そばがきを揚げてありタレの中に浸されています。
揚げ具合はとても良く外はサクッと中はフワフワ感で香ばしさと蕎麦の美味しさが良い感じです。
上三色天もり
蕎麦の薬味には生わさびが出てきました。
薬味はネギと大根おろし、わさびでした。大根おろしは辛味が強いものを使っていました。
そばつゆは醤油というよりもかえしの強さがかなりあり出汁感のあるものでした。
そばに付いてくる上天もりです。
天ぷらは海老天か穴子のどちらかを選ぶことができるので穴子をチョイスしました。
穴子はまるまる一匹なので食べごたえもありホクホク感が美味しかったです。
トマトやヤングコーンといった季節感ある天ぷらも面白かったです。
三色そばの1つは「ゆず切そば」です。
口にした瞬間にゆずの爽やかさが伝わり抜け感も非常に良く美味しいです。
若干黄色味掛かった色も非常に見栄えが良いです。
2つめは「細切りそば」です。
真っ白なので更科粉のみを使用したお蕎麦でゆず切と同じようにかなり細めです。
細いお蕎麦のわりにはコシも感じられ、茹で、切りの技術の高さを感じます。
最後は「田舎そば」です。
平打ちで太め、固めの蕎麦で全粒粉を使用しているので真っ黒でした。
食感は見た目通り固く繋ぎで山芋を使用しているのか少し粘り気を感じました。
薬味の辛味大根が非常に合い福井のお蕎麦のように食べることができました。
あとがき
創業40年というだけあり情熱なども非常に感じますし、作り置きは一切していないのにも関わらず、注文からの手際の良さも光ります。
トータルで考慮すると価格が高いという印象です。この価格なら雰囲気のある日本庭園でも見ながらトーンの暗い店内で食べたいというのが本音です。1〜2割安いと感じ方は全然違うのですが。