外観
入間市街から青梅方面に向かう豊岡街道から入った場所にあります。
近くに豊泉寺というお寺と看板があるので、目安にすると分かりやすいです。
入口には暖簾が掛かっていて「えっこんな所にうどん屋さんが?」と思わず言いたくなってしまいます。
最寄り駅は近くに無く徒歩の場合、西武池袋線の入間市駅からバスで青梅方面の系統に乗るとこれるそうです。
駐車場
店舗敷地内(民家の庭)に、全部で10台くらいは置けそうな感じの砂利の駐車場があります。
店内
入口から入ると、すぐの場所に小上がりの座敷席があります。
席数は食べログ掲載で、全50席と広めになっています。
駐車場側の入口から入ると、靴を脱いで上がる大広間のような店内です。
公民館のようなうどん屋さんと言われる所以がここにありました。
メニュー
うどんは温かい、冷たいものもあり、種類はかけ、天ぷら、肉の3種類です。
サイドメニューは天ぷらのみで、こちらも4種類ほどです。
肉うどん
埼玉うどん定番の肉うどんです。
見た目がキレイなうどんで非常に美味しそうです。
うどんにのせられたお肉は、薄く切られたロース肉です。
埼玉周辺の肉うどんは煮込んだものが多く、食感が固い傾向にあるのですが、薄く切られ味付けされているので、非常に柔らかく美味しいです。
もう少しお肉食べたいという感じになるので、メニューに肉増しがあったら絶対注文しちゃいます。
天ぷらうどん
天ぷらは後のせではなく、数種類から選んで、最初からのせた状態での提供です。
天ぷらは玉葱、春菊、牛蒡、南瓜で、売り切れやその日によって提供されるものが変わるようです。
揚げたてではないのですが、温かみとカリッとした食感がしっかりあり、うどん汁にひたして食べると非常に良かったです。
うどんは極太のストレート麺です。
かなり太いのですが、食べると非常に歯切れが良く、ボソボソとした後味の悪さも皆無です。
うどん汁はいわゆる、見た目が黒い関東風のものです。
甘みがありますが、しっかりと取られた海鮮系の出汁が良い感じで、最後までしっかり飲み干しても美味しいです。
あとがき
よく通る道から一歩入ると、もともと農家さんだった感じの家が立ち並ぶ場所で、お店があるのも正直想像できないほどです。近くまで来ても迷い、家の敷地内の公民館のような場所で食べるとは、香川県の製麺所系レベルに穴場感が強いです。
うどんの要素はどれも、しっかりと作り込まれ、とくに極太のうどんは、はじめは歯切れの良さに物足りなさを感じましたが、食べすすめると心地良い美味しさがあり、出汁がしっかりと取られたうどん汁も美味しいです。