店舗情報
- 店名
- 頑者 本店
- 住所
- 埼玉県川越市新富町1-1-8
- 営業時間
- 11:30 - 16:20
- 定休日
- 日曜日
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
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紹介するお店のサマリー
頑者本店さんは1993年に川越市月吉町で「ガンジャ」として創業し、2000年に川越市新富町に「頑者」としてオープンしました。
本川越駅から徒歩2分という好立地にあり、ランチタイムなどは人気店のため通常は行列ができます。
つけ麺のパイオニアとして知られ、創業者の大橋英貴氏は「極太麺×濃厚つけダレ×魚粉」という新しいつけ麺のスタイルを確立し、多くの賞を受賞しました。
頑者本店は、つけ麺文化の発展に大きく貢献し、多くのファンに愛され続けている名店です。
頑者 本店

西武新宿線の本川越駅改札を出て、ロータリーを越えてすぐのところにあります。
店舗は2018年にリニューアルオープンして真新しく、寿司屋さんのような和の趣です。
店舗前に待機用の椅子が並んでいるのは、人気店の証拠です。
駐車場

駅から近い店舗のため、専用の駐車場の設置はありませんが、小江戸蔵造り通りからも近いため、コインパーキングが点在しています。
駅から離れれば駐車料金も安く、上限の設定などもあるので、観光がてら来店することもできます。
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店内

入店して最初に驚くのは、ラーメン屋さんでは珍しくスピーカーからはクラシック音楽が流れ、優雅な時間を過ごせました。
カウンター席のみ12席ですが、席の間隔も広く、狭苦しい印象は全くありません。
カウンター越しからは、創業者の大橋英貴さんが厨房に立ち、鋭い眼差しで調理をされているのが印象的でした。
メニュー・券売機

注文は入店してすぐにある券売機で食券を購入しておこないます。
メニューは設置されてないが、ラーメンの種類はそれほど多くないので、食券の購入には困りません。
ラーメンは、つけめん、チャーシューつけめん、辛つけめん、辛チャーシューつけめん、ラーメン、チャーシューメンの6種類。
サイドメニューはありませんが、麺は50g、100gずつを足せ、追加トッピングには味玉やチャーシュー、メンマなどがあります。
つけめん

料理が運ばれて来ると、芳しい魚粉の香りが漂ってきます。
つけ麺という特性上、注文を受けてから麺を茹ではじめるので、提供までには当然多少の時間が掛かります。

キレイに整えられた麺で、色合いも非常にキレイな印象です。
注文は並盛で、他に小盛(180g)、並盛(230g)、大盛(280g)、特盛(330g)があります。
表記されている麺の量は茹で前なので、実際には50gほど増えてます。

太くストレートの極太麺で、角が立つように四角に近いような断面です。
加水率が高い麺は、うどんのようなモッチリとした食感を持ちつつ、弾力と反発力をも併せ持っています。
店主の父親がもともと「ひかり食品」という製麺所を営み、安定した味を出すため店主も携わって3年の月日を掛けた麺だそうです。

こだわりの麺に合わせるつけ汁は、10時間以上煮込んだ鶏ガラ、豚骨がベースの動物系スープと、カツオ、鯖や煮干しから抽出された魚系のダブルスープです。
つけ汁にはチャーシューやメンマ、刻み葱、ナルトが入り、つけ汁にアクセントを付けています。
はじめは動物系のインパクトな味が広がり、後から押し寄せるように魚介の風味が鼻に抜けていきます。
若干のとろみがあるものの、ドロドロとまではいかず、麺にも良く絡み、そのまま口にしても抵抗感がありません。
あとがき
食べ歩きをしていることもあって、当然のことながら「頑者」の名前を知らないわけもありませんが、比較的に居住地域から近いため、今回が初来店となりました。
その理由として、川越に来るたび頑者に出来た大行列を鮮烈に覚えているからで、入店まで1時間待ちは当然で、2〜30人が並んでいるのを目の当たりにしていたからです。
今回、はじめてお邪魔しましたが、1番の驚きは「この味を今から10年以上前に提供していた」ということで、つけ麺というラーメン文化が定着した現在でも、決して色褪せることのない味だったということです。
つけ麺を構成する、麺、つけ汁の美味しさは、是非ラーメン好きならずとも、満足度の高い一杯でした。