外観
JR高崎線の鴻巣駅から徒歩3分ほどの県道364号沿いにあります。
外観はチェーン店のような感じですが、実際には系列の 彦家含め2店舗のみとなっています。
駐車場
郊外型の店舗なので、店舗裏にちゃんと駐車場があります。
全部で34台置けるそうですが、ランチタイムは満車率がかなり高そうです。
店内
店内はファミレスのような印象を受ける広々とした空間です。
席はカウンター、テーブル、座敷など全60席となっています。
入店方法
ランチタイムなど満席時のために、入店方法を書いておきます。
1)店内入ってすぐのところに、受付票がありますので、名前、人数、座敷0rテーブルなどを記入します。
2)受付票の近くに、待合席が10席ほどありますので、順番まではこちらで待つことができます。
3)順番が来たら名前で呼ばれ、席に案内されます。
メニュー
とんかつ屋さんなので、とんかつがメインとなりますが部位や産地など、全部で20種類以上はありそうなくらい多いです。
黒豚やメンチ、ヒレなどが提供されています。
とんかつだけでなく、さまざまな揚げ物があるので、注文するのに迷いそうです。
胡麻・ドレッシング・自家製ソース
注文を終えると、胡麻とドレッシングが運ばれてきます。
胡麻は擂鉢とすりこぎ棒で擦れるようになっているので、擦って自家製ソースと混ぜます。(※使い方がわからない人は、店員さんが丁寧に教えてくれます)
ドレッシングはキャベツ用のもので、胡麻とノンオイルのゆずの2種類が提供されます。
卓上にはあらかじめ自家製ソースが用意されています。
オリジナルと思われるソースで、甘めが強く果物感がある美味しいソースでした。
特選ひれかつ定食(中)
定食には、味噌汁、ご飯、お新香がセットで付いてきます。
定食はご飯、お味噌汁、キャベツがお代わり自由です。
お新香は、カブと白菜の浅漬です。
どちらも塩辛さがなく、ご飯にも良く合い、とんかつの箸休めとしても美味しかったです。
通常、ご飯は白米か十六穀米の2種類から、注文時に選ぶことができます。
訪問時は、十六穀米が提供されるのですが、かなり人気ですぐに無くなってしまうそうで、代わりにわかめご飯での提供でした。
しっかりとわかめの味がありつつも、薄い塩気が良い感じです。
お味噌汁は、通常の味噌汁と豚汁から選ぶことができます。
訪問時は、あさりの味噌汁もしくは、豚汁から選べるので、あさりを選びました。
画像では見えませんが、あさりがたっぷり入っていて、旨味がしっかりと出ていました。
ひれかつは(中)サイズなので、45gのとんかつが3個のっています。
衣自体には玉子の甘みがあり、薄めですがサックリ感がある印象で、強火で短時間で揚げた感じです。
味はヒレらしい、しっかりと肉感がありつつも、細かな繊維を感じられる感じで美味しいです。
特選ロースカツ定食(中)
とんかつ定番のロースかつ定食で、(中)なので、とんかつは150gです。
こちらはせっかくなので、あさりの味噌汁ではなく豚汁を注文しました。
びっくりするくらいに具が入っていて、これなら追加料金でも良いのではと思う感じです。
味付けも薄味で、しっかりと出汁感があるので、美味しくてついついお代わりをしてしまいました。
150gなので、少し物足りなさもありますが、価格などを考えると妥当とも言えます。
断面に赤身が見えているので、火の入り具合は、8〜9割ほどです。
ヒレ同様に衣は薄めで、玉子の甘さがしっかりと付いています。
お肉には、ソースがなくても食べられる塩胡椒でしっかりと味付けがされているので、お肉の味をダイレクトに感じることができます。
あとがき
鴻巣駅に用事があり近所まで来た際に、ランチにとんかつでもと思いお邪魔しました。文中にも書きましたが、一見するとチェーン店のようですが、北本市と鴻巣市の2店舗のみです。
経営母体は、磯辺クオリティーサービスという介護事業をおこなう会社さんです。介護事業とレストランサービスですが、共通する食という部分があるので、ある意味納得です。
提供されるお肉は、黒豚など一部の商品を除き、特に産地などの表示はなく、きっと国産のものだと推測します。肉質は若干硬い印象ではありますが、食べた時の感想としては、手の入り方などを考慮すると十分な合格点だと思います。お味噌汁やご飯、お新香なども悪くなくお代わりできるというのは、ポイントとしてはかなり良かったです。
家族連れから職人さんなど、客層を選ぶことなく、多くの人が訪れる人気の高さには納得でした。