店舗情報
- 店名
- うどん処 篁園
- 住所
- 埼玉県比企郡川島町出丸中郷1292-1
- 営業時間
- 11:00~15:00
- 定休日
- 日曜日
- ジャンル
- うどん
店舗所在地
公式サイト
その他の掲載サイト
外観

お店は川島町の南部の田畑が広がる農村部にあります。
最寄り駅はJR川越線の南古谷駅もしくは指扇駅ですが、5km以上あるので、来店客の多くは車になります。
駐車場

店舗敷地内に駐車場があります。
10台以上は置けそうですが、週末のお昼時には満車状態でした。
店内

お店はプレハブのような感じの建物で、中はそれほど広くはありません。
席はカウンター4席、テーブル席16席の全20席ほどです。

人気店なので、入店方法を書いておきます。
1)満席時は、店内入ってすぐの場所にある、受付票に名前と人数を書きます。
2)順番が来たら名前で呼ばれますので、できる限りお店の近くにいましょう。
メニュー

うどんはぶっかけ、つけ汁、温かいうどんの3種類です。
それぞれトッピングにより、数種類あるので、全部で10種類ほどと、季節限定のうどんもありました。

サイドメニューとして、天ぷらと炊き込みご飯がありました。
うどんは大盛り、特盛でうどんの量を増やすことができます。
豚肉とキノコの炊き込みご飯

サラダが付いてきたので、てっきり炊き込みご飯にかと思ったら、うどんに付いてくるものでした。

具材は豚肉、キノコ、それとお揚げなどが入っているでしょうか。
味付けはしっかりめの甘めの醤油味で、運が良ければお焦げがあったりしたので、おかずなど無くても美味しく食べられます。
野菜の天ぷら

野菜の天ぷらは個別で選ぶわけではなく、セットになっています。
具材は、茄子、南瓜、舞茸、紫蘇の葉、牛蒡の5種類です。

衣は薄めと厚めの中間くらいでしょうか、高めの温度なのか衣をかじるとカリカリと音がします。
野菜はどれも近くから仕入れているのか、とても新鮮だからなのか美味しかったです。
特上カルビの肉盛りぶっかけうどん

豚肉をつかった肉うどんは良く聞きますが、カルビ肉とは珍しいので注文しました。
※うどんにはサラダが付きます。勘違いで炊き込みご飯とともに撮影してしまいました。

汁はぶっかけなのですが、最初から掛かっているのではなく、自分でかける様に徳利で提供されます。
うどん汁は、瀬戸内産いりこ、羅臼昆布、ドンコ、鰹節などを使っているそうで、風味と出汁感がありました。
かなり甘みが強いというか、主張が強い汁という印象です。

うどんには削り節と、大根おろし、生姜や葱、スライスされた玉葱がのせてあります。
削り節の香りがスゴく好きで、アクセントになっていました。

キレイな黄身がのったカルビ肉は、国産和牛の三角バラ肉を使っているそうです。
甘辛く味付けられていて、このままご飯で頂ける感じでした。
肉質は柔らかく、お肉自体の味は良かったです。

うどんは埼玉県産の「あやひかり」という品種の小麦をつかい、中細くらいな太さで、若干のちぢれがあり、断面は丸みというよりもH型のような少し珍しい形でした。
中には必ず緑色のうどんが含まれていて、これは小麦若葉を配合したうどんだそうです。
食感はかなり歯ごたえがあるという感じで、外はモチっと、中は芯が残るような感じでした。
あとがき
たぶん、過去に5〜6回は店舗前の道を通っていて、その度に満車の駐車場、田んぼの中のプレハブ小屋。シチュエーション的には、川島という場所もあって、きっと田舎うどんなのだろうと思っていました。
提供されるうどんは、丁寧に調理され提供されているので、きっと真面目な性格の店主さんなのだと思います。
若いご夫婦で切り盛りされているようで、味に関しても、とくに素材や調理方法や作り置きしない天ぷらなど、相当こだわられているのだろうと想像します。ただ、どの料理も主張が強く、押し付けられているような印象が少し残念でしたが、まだまだ伸びしろありそうな感じでした。