外観
東武東上線みずほ台駅の東口を出て、徒歩5分ほどの埼玉県道266号(ふじみ野朝霞線)沿いにあります。
店舗は複数のお店が入ったテナントの1店舗になります。
人気店のため、外には待ち客用の椅子が置いてあるので、近くに来ればすぐに見つかります。
駐車場
店舗に駐車場はありませんが、駅に近いこともあり、コインパーキングが点在しています。
店舗のすぐ目の前にある、スーパーのコインパーキングが安くて近いのでオススメです。
店内
店内は昔ながらの洋食屋という感じの雰囲気で、養生テープでメニューが貼られていることもあって、雑多な印象を受けてしまいます。
席はテーブル席のみ全20席となっています。
メニュー
カツレツやハンバーグなど洋食屋のメニューが盛りだくさんです。
多くの料理は定食にすることができ、ポークソテーや肉料理などさまざまです。
メニューは全部で50種類以上はありそうなくらい豊富で、洋食屋で見かけるようなメニューは全て網羅してあると言っても過言ではないでしょう。
蟹クリームコロッケ
メイン料理のほかに、揚げ物を食べたかったので、単品で注文しました。
ひと目見て分かるくらい、繊細な衣にまとわれていて、きっとパンを焼いて擦り下ろしたものでしょう。
ホワイトクリームも口当たりが良くまろやかで、蟹の風味も想像以上に感じられます。
牡蠣バター定食
ビーフカツレツを注文しようと思っていたのですが、冬に訪問したこともあって、牡蠣の誘惑には勝てませんでした。
定食のご飯は注文時に、大盛りを選ぶことができます。(画像は普通盛りです。)
定食にはお味噌汁か、チキンブイヨンスープを選ぶことができ、ブイヨンスープを頂きました。
三つ葉やワカメなどが入っているので、見た目はブイヨンスープ感はありません。
味は鶏の出汁が濃く感じるほどに抽出されています。
プレートには牡蠣が4つ、サラダとキャベツ、ポテトサラダが盛り付けられています。
添えられたベーコンには塩気と肉々しいジューシーがあります。
キャベツのパプリカパウダーやパセリなどの色合いもキレイです。
ポテトサラダは非常に時間をかけてマッシュされ、ジャガイモの粗さを感じないほどで味付けも上品に感じます。
牡蠣は比較的大きめなものがつかわれていますので、きっと今の時期だと北陸か東北あたりのものでしょうか。
薄めの衣で覆われ、ソテーの具合も非常に良く、牡蠣の風味が損なわれることなく、非常に美味しいです。
ソースも非常に香りの良いバターがつかわれ、深みとコクを感じさせてくれます。
あとがき
築地に「洋食たけだ」というお店があり、二代目が四ツ谷に「洋食エリーゼ」を開業、三代目がカツレツ専門店として、「かつれつ四谷たけだ」に業態転換、その後、三代目とともに修行をともにした佐藤氏が「えいすけ」を開業したそうです。
メニューには「オーダーを受けてから一品一品作りますので時間が掛かります」と、書かれています。
たしかに外で並び食事を終えた頃には、ゆうに二時間が過ぎていました。結局ランチの最終組が終えたのは4時近くで、御主人が休まれる時間はあるのだろうかと心配になってしまうくらいでした。
丁寧な作り込みは料理を食べれば一目瞭然。仕込みだってきっと相当時間を費やしているのだろう。並んで時間を掛けても、決して裏切られることの無い味がありました。