外観
富士宮市街から、朝霧高原方面に向かう国道139号から一本入った道沿いにあります。
近くには田貫湖など富士山の麓の自然をめいいっぱい堪能できそうな場所です。
大きな看板があって、建物自体は民宿をやっているような大きな建物なので、すぐに分かるかと思います。
駐車場
店舗前に大きな砂利の駐車場があります。
およそ30台ほどは置けそうなので、よほどでなければ十分に駐車することが可能となっています。
入店方法
非常に人気があるお店なので、入店方法を書いておきます。
1)店舗入口付近に受付票があるので、名前と人数を書きます。(開店後は店内に受付票があります。)
2)順番が来たら名前を呼ばれて入店となります。(お店に設置されたスピーカーで呼び出してくれます。)
ほぼ入れ替え制のような感じなので、2巡目の入店で1時間半ほど待ちました。
こちらのお店は6歳以下のお子様は入店できないので、家族連れの方は注意が必要です。
店内
店舗は靴を脱いでの板間で、最近リノベーションされたのか、かなりキレイな印象です。
席はカウンターや座敷席などで、全30席ほどとなっています。
店内入ってすぐのところには石臼を見ることができます。
メニュー
蕎麦は大きく分けて、蕎麦だけのせいろと具が付いた蕎麦の2種類があります。
蕎麦以外にも一品料理として、そばがきなどがあります。
お酒のあてになりそうな料理などもありました。
こちらの御主人は日本料理出身だそうで、本格的な料理が食べられそうです。
タンの鍬焼き
長崎県諫早産の豚のタンをつかっています。
鍬焼きは、お肉を甘辛く味付けた料理のことだそうです。
タンは歯ごたえが非常にあり、コリコリとした食感です。
味付けは濃い目で、お酒のあてとしては非常に合いそうです。
海老の味噌漬け焼き
大きめな海老が3匹とボリューム感があります。
海老の表面には焼き目がしっかりと付いていて、赤い海老の色がキレイです。
しっかりと焼かれているので、殻まで食べれるので、香ばしさを感じさせてくれます。
味噌焼きということですが、塩が強く、味噌の香りが少し弱い印象です。
そばがき
そばがきは2人前からの注文だそうで、同じものが2個来ましたwww
そばがきは茹で上げたものが、器にもられています。
かなりフワフワとした食感で、口に入れた瞬間に溶けてしまいます。
味は蕎麦の香りが少し薄いので、薬味や醤油といっしょに食べると旨味がありました。
生粉打ちせいろ
玄挽きせいろが限定で無かったため、こちらのお蕎麦をお願いしました。
生粉打ちとは、一般的にいう十割蕎麦のことで、蕎麦の粉と水だけで打ったものを言います。
蕎麦汁は真っ黒に薄っすら茶色がかかった感じの見た目です。
出汁というよりも醤油感が強く、蕎麦の甘みに合わせた印象です。
蕎麦湯がかなり濃く、こちらの汁との合わせが良かったです。
蕎麦は細打ちで角がある感じで、外殻の星がないので更科粉に近いようです。
食感は最初は柔らかさを感じますが、口の中から喉にかけては柔軟さのような粘りがあります。
蕎麦の香りというよりも、甘みが非常に強く、濃いめの汁との相性がありました。
デザート
食後にはデザートのサービスがあり豆腐プリンでした。
真っ白な豆腐の上に桜のピンク色が非常に映えていました。
味は甘さ抑えめでスッキリ感があり、食後のデザートして良かったです。
あとがき
増えすぎた本を整理しようと、メルカリで購入した本棚を富士宮まで取りに来た際にお邪魔しました。
料理は全般的に見た目的にも良い感じと言えますが、注文に始まり、料理を食べているときも、ずっと急かされているような感じがあり、店員さんのバタバタ感がこちらにまで伝わって来てしまったのが非常に残念です。正直、色々言いたくなることも多いのですが、もう少しお客さんをもてなす感じだけは欲しかったです・・・。
きっと余裕が出れば、もっと美味しい料理が提供できるはず。予約制にして人数を減らしてみてはどうですか。それくらいの実力はあると思います。