外観
国道135線を白浜海水浴場から下田市街に向かう途中の外浦海水浴場の近くの国道沿いにあります。
国道135号には珍しく、ストレートの道にあるので、比較的見つけやすいかと思います。
駐車場
市街に無いということもあり、駐車場には11台停めることができます。
車だけでなく、自転車やバイクなども停めていて、他県ナンバーだけでなく県内ナンバーも多いです。
店内
店内は広めで、海の近くの定食屋さんという印象です。
ランチにお邪魔したのですが、12時には満席という感じで、県内外問わず多くのお客さんが訪れている印象です。
席は小上がりの座敷席、カウンター、テーブル席合わせて全50席となっています。
メニュー
定食屋さんですが下田という立地もあり、金目鯛の煮付けなどもあります。
ラーメンも種類は豊富で、15種類ほどはありそうな感じです。
単品料理などもあり、磯料理から餃子など、レパートリーは豊富です。
餃子
1人前は6個で、1つのサイズは一般的な餃子よりもひと回り大きい印象です。
焼き色がキレイで、焼きムラも見た感じはなさそうです。
皮は薄めで、パリッとした表面が良い感じです。
餡はかなりニンニクが強めでパンチがあり、お酢だけで食べるとちょうどいい感じです。
磯香ラーメン
お店オススメという文字があったので、ついつい注文した磯風味のラーメンです。
具材は渡り蟹、とこぶし、ワカメなどの海鮮系、白菜、玉葱などの野菜です。
通常はアワビだそうですが、残念ながら不足ということで、コトブシが入っていました。
肉身を噛んだ瞬間に、柔らかさが伝わってきて、鮮度の良さと美味しさを感じられます。
ワタリガニが丸々入っていて、見た目的にも磯風味なラーメン感が伝わってきます。
身はそれほどないので、出汁と見た目だけのようですが、ラーメンに入っているということで十分な満足度です。
麺は中太のちぢれ麺で、量は150gくらいでしょうか。
モチモチとした食感で、塩気のあるスープとの相性も良い感じです。
スープは透明な色合いに若干の白濁があります。
蟹や貝などの海鮮系の出汁がたっぷりと出ている塩味のスープとなっています。
しっかりとした旨味があり、具材や麺とのからみも良い感じです。
あじ丼
来店客のほとんどが注文する人気のメニューです。
あじ丼にはお新香とお味噌汁が付いてきます。
自家製らしきお新香は、胡瓜、人参、大根となっています。
浅漬けのような爽やかさで、ご飯のお供にも合う感じで美味しいです。
この日のお味噌汁は磯の貝汁でした。
具材にはつづれ、ふじつぼ、かめのて、つばめ、にしといった貝で、貝独特の旨味がしっかりと効いていて美味しいです。
お味噌汁は、日によって違うようなので、注文時にご確認を。
鯵は大きめなぶつ切りで、しっかりと歯ごたえを感じることができます。
通常盛りですが、大きめの丼なので、しっかりとしたボリューム感があります。
醤油、しそ、葱などが混ぜ込まれて味がついた状態です。
鯵は甘みがあり、鮮度の良さも感じられ美味しいです。
ご飯には刻み海苔が散らされていて、素朴な味が余計に鯵の美味しさを実感できます。
あとがき
下田に遅めの海旅行に行った際にお邪魔しました。
お店は海の近くの定食屋さんという感じですが、観光客だけでなく、地元のサラリーマンや近所の人も気軽に訪れるようです。
海鮮系のラーメンとあじ丼を注文して、観光客気分丸出しですが、何を食べても失敗しない感じが非常にありますし、近所に住んでいるのなら餃子にラーメンと町中華的な感じに利用できそうです。