外観
高松自動車道の「板野I.C.」から、車で5分ほどの田園風景が広がる場所にあります。
最寄り駅は、JR四国高徳線の板野駅から約1km弱です。
遠くからでも「うどん」の文字が見えやすく、比較的すぐに見つけることができます。
駐車場
訪れるお客さんはほぼ車なので、駐車場が完備してあります。
店舗前、店舗裏など全20台以上は置けそうな感じです。
注文カウンター
人気店ですが受付票などはなく、入口から裏手方向に並んでいきますが、お客さんの回転は早いので入店まではそれほど待ちません。
入店してすぐの場所に注文カウンターがあり、順番に注文、会計をおこなっていきます。
入口付近には麺打ち場があり、目の前でうどんを打つ様子を見ることができます。
豪快に麺を打つ様子は迫力があり、ついつい見続けてしまいます。
料理が到着すると、天ぷらやおにぎりなどのサイドメニューをお盆に取り、会計となります。
残念ながら閉店間際の入店だったために、サイドメニューなどはほぼ品切れでした。
会計を終えたところには薬味が用意されており、ネギ、天かす、かぼすなどが取り放題となっています。
店内
入ってすぐの場所にはカウンター席が15席ほど並びます。
場所の指定もないので、注文後は好きな場所で自由に食事をすることができます。
奥には靴を脱いで上がる座敷席も20席ほどありました。
こちらの壁には、有名人のサイン色紙やスポーツ選手のユニフォームなどが飾られています。
それ以外に、屋外にもテーブル席が用意されているので、席数は全部で50席ほどはありそうです。
メニュー
うどんは追加トッピングではなく、はじめからトッピングがされたものが全部で15種類ほど用意されています。
うどんの量は小(1玉)と、大(1.5玉)の2種類のみです。
メニューは入口付近、受付カウンターにもあるので、注文は決めやすいです。
注文時には、汁とうどんのオーダー方法で、呪文のような独自の言い回しで、「ひやあつ」、「あつひや」などを聞かれるので、慣れていない人は予め確認しておくことをオススメします。
肉うどん
丸池さんで人気の「肉うどん」を注文しました。
見た目はシンプルですが、キレイに盛り付けられているので、非常に美味しそうな感じがします。
バラ肉が薄くスライスされているので、非常に食べやすく、噛む力を必要としないくらいです。
味付けは甘めですが強すぎず、汁とのバランスもしっかりと考慮された感じがします。
麺は中細〜中くらいで、断面は角丸で、少し横長な四角で、とにかく見た目にキレイさがあるうどんです。
最初はものすごい柔らかく解けるように感じますが、うどんの中心はしっかりとコシを残しつつ、柔軟な印象が残り続けます。
うどん汁は、肉の甘さがプラスされていますが、それでもしっかりと出汁の風味を感じさせてくれます。
旨味があり、うどんや具材との相性も良く、飽きることなく最後まで飲み干してしまいました。
あとがき
今回で四国4度目の訪問ですが、徳島はいつも素通り。ところが今回は訪問前から、なぜか手招きされるように徳島にたどり着くことができました。
「うどんと言えば香川」とは言うものの、徳島で一番美味しいと言われるお店だと聞いて、来ない手はない。
明石海峡大橋を渡り、鳴門の渦潮を素通り、高松自動車道で一直線に向かいました。閉店間際の時間帯で、品切れ終了覚悟で訪れると、運良く「営業中」の看板。テンション上がりながら、うどんを食べることができました。
1口目から「本場の味」(四国のうどんは昨年3月以来)を実感。シンプルだけでも、ちゃんと美味しさがあり、説得力ある味には、食べながら思わず笑みが溢れます。
本場香川の有名店「池上製麺所」で修行をされた店主ですが、その味は本物。徳島で食べることができる本場讃岐のうどんでした。