追憶製麺 玉村うどんの情報
- 店名
- 追憶製麺 玉村うどん
- 住所
- 群馬県佐波郡玉村町大字板井1456-3
- 営業時間
- 月・火・木・日 11:00 - 15:00 金・土 11:00 - 15:00 17:30 - 20:30
- 定休日
- 水曜日
- 価格帯
- 0円〜999円
- ジャンル
- うどん
店舗所在地
その他の掲載サイト
追憶製麺 玉村うどん

高崎市街から県道24号線(高崎伊勢崎線)を伊勢崎方面に向かい、市街から10分ほど走った道路沿いにあります。
最寄り駅は、JR八高線の北藤岡駅ですが、約6kmとかなり遠く、徒歩での来店ではオススメできる距離ではありません。
来店客の多くは車で来店されるため、店舗敷地内と店舗横の空き地の2箇所に駐車場があり、全部で20台置くことができます。
店内

昼時ということもあってか、店内は常に満席のような状態が続き、活気のある様子でした。
席数も多くお客さんの回転は早いため、満席時に待っても10分ほどくらいで済みそうです。
席はカウンター6席、テーブル席34席の全40席です。

入店してすぐのところには、セルフで天ぷらやおにぎりを取る場所が設置されていました。
ネギなどの薬味や調味料なども置かれ、自由に取ることができます。
大抵のお客さんは注文後に、席から取りに来ますが、常連さんは入店後すぐに取ってから席に向かっていました。
メニュー

うどんは全部で20種類ほどが用意され、それぞれに温かいものと、冷たいものがあり、追加のトッピングが10種類ほどがありました。
麺の量は、通常(250g)、大盛り(400g)、特盛り(700g)、特々盛り(1kg)、小盛り(150g)で、大盛りは無料となっています。
サイドメニューには天ぷらが数種類、ご飯物も何種類かありました。

定番のうどんメニュー以外には、「チャーシューうどん」や「鶏皮たぬきうどん」、「汁なし坦々うどん」など、趣向を凝らしたものもあります。
ラーメンライクだったり、うどんの可能性をいろいろと試されているのが、メニューからも見て取れます。
紅生姜天

セルフコーナーから取ってきた「紅生姜天」は、かなり小振りなサイズです。
天ぷらは揚げ置きのため、ランチタイムには選べる種類と数に限りがありました。
紅生姜の汁を衣に混ぜているため、真っ赤に染められ酸味が強く効いていました。
山菜うどん

山菜がかなり多めに盛られているため、ボリューム感がかなりあります。
麺の量は通常の250gですが、それでもかなり食べごたえがありました。

山菜はかなり多めに盛り付けられ種類も、わらび、ぜんまい、細竹、蕗、えのき茸、木耳などが入っています。
あえて味付けがされていないため、汁やうどんの味を損ないません。

汁は透明に近いような黄金色で、透き通った色合いをしています。
出汁には香川県産伊吹いりこや昆布などがつかわれ、出汁醤油を合わせているようです。
味は四国や関西圏などで多い出汁をメインにしたものに近く感じます。
肉汁つけ汁うどん

初来店ということもあって、食べ慣れた肉汁うどんを注文しました。
大盛りの400gでお願いしたのですが、価格を考えるとかなりリーズナブルなボリューム感です。

つけ汁には、豚肉、ネギ、お揚げが入り、具だくさんになっています。
お肉には豚のバラ肉がつかわれ、上質な脂が汁に滲み出ていますし、養豚業が盛んな群馬の地にあって、肉質の良さを感じます。
汁のベースなどは温かいうどんと同じようですが、醤油などで濃いめに味付けが変えられているようです。

自家製手打ちうどんの証拠である、一反もめん(通常のうどんよりも幅広いもの)がのせられています。
うどんは最初は柔らかく食べやすさを感じ、モチモチとした柔軟性と程良い弾力感が伝わってきます。
食べやすい喉越しだけでなく、硬めのうどんには無い口溶けの良さのようなものもありました。

一反もめんをつけ汁に浸して食べると、うどんの特製が良く分かります。
餅のようにモチモチとしつつ、口に入れるとスッと消えるように溶けていきます。
あとがき
「手打らーめん 玄」さんを目指して行ったのですが、週末ということもあり長蛇の待ち客だったため、行き先変更で玉村うどんさんへお邪魔しました。
玉村という場所は「麦秋の郷」として二毛作で春は麦、秋は稲で、二条大麦・六条大麦・小麦(さとのそら、ゆめかおり、きぬの波、つるぴかり)などが作付けされ、県道沿いに何軒ものうどん屋さんを見つけることができます。
小麦文化が古くから根付く群馬ですが、町中には意外にもうどん屋さんは少ないのですが、今後数年以内で東京や埼玉などから流れたうどん文化が群馬でも芽吹き、うどん店が増えるでしょう。