中華そば 萬福の情報
- 店名
- 中華そば 萬福
- 住所
- 東京都中央区銀座2-13-13
- 営業時間
- 月 11:30 - 14:30 17:00 - 22:00 火・水・木・金 11:00 - 15:00 17:00 - 22:00 土 11:30 - 15:00 17:00 - 22:00
- 定休日
- 日・祝日
- 価格帯
- 1000円〜1999
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
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中華そば 萬福

銀座の中心部から新富町方面に向かい、都道316号(日本橋芝浦大森線)の「銀座東二丁目」を入ったところにあります。
最寄り駅は、東京メトロ東銀座駅もしくは、有楽町線の銀座一丁目から徒歩3分ほどです。
店舗はレトロな作りの外観で、昔からそこにあるような雰囲気があります。
店内

ステンドグラスをつかった木造の内装や黒電話、掛け時計などが飾られ、昭和初期のようなモダンな食堂を思わせます。
創業1929年(昭和9年)当時の写真や古い営業許可証が飾られ、歴史の重みを感じることができます。
席はカウンター7席、テーブル席20席で全27席です。
メニュー

中華そばや炒飯や一品料理も多数あり、町中華のように種類が豊富です。
手軽な料理よりも、本格的な中華料理の技術を感じられるような料理の数々です。

創業者の笠原福次郎氏が洋食出身のため、西洋料理と中華料理を融合させた「西支(せいし)料理」を提供し、その名残として「ポークライス」があります。
焼餃子

餃子1つにサイズがあり、1人前6個なので、かなりボリューム感があります。
焼面はキレイにキツネ色に色付き、色合いが非常に特徴的です。

皮は噛み切ろうとすると伸びるような弾力性がありつつ、焼面のカリッとする歯応えが交わり合います。
餡はほぼ豚肉で構成され、肉汁がジュワッと滲み出て、野菜とのバランスも良く美味しい。
中華そば

ほうれん草やチャーシュー、メンマにナルトがのせられ、懐かしさを感じさせてくれる一杯になっています。
色がボケた器の模様にも、風情のような温かみと、お店の歴史の長さを感じます。

のせられた具材の中で、1番の特徴は三角形の薄焼き玉子です。
ラーメンには似つかわしいのですが、これも創業以来の変わらない味のひとつだそうです。

チャーシューは厚めに切られ、歯応えと噛みごたえを感じることができます。
最近のシットリとした食感とは違い、昔ながらのパサツキ感がありますが、肉本来の味が閉じ込められています。

麺は若干の縮れ感のある細麺で、有名ラーメン店で多く使われている「三河屋製麺」さんのものがつかわれていました。
張りのあるシコシコとした食感で、弾力が落ちることなく、最後までスルスルとした喉越しが続きます。

スープは鶏ガラのような動物系に野菜を加えたものに、醤油ダレを足しています。
サッパリとしつつも、出汁感のようなシッカリとしたベースがあり、最後まで飲み干しても罪悪感も無ければ、毎日でも食べられるような味です。
あとがき
萬福さんは大正時代に屋台から始まり、1929年(昭和4年)に現在の地に店舗を構えました。 創業者が洋食出身だったこともあり、西洋料理と中華料理を融合させた料理を味わうことができます。
現在の店舗は2003年に建て替えられたものだが、店内には当時の営業許可書など懐かしい品々が飾られています。
歴史の哀愁に浸りながら、絶品の餃子と懐かしいラーメンを楽しめるお店です。