外観

お店はJR中央線の東小金井駅の南口降りてすぐのところにあります。

人気店なので、すでにお店の前には行列ができているので、すぐに分かるかと思います。

店内

店内は常に満席のような状態で活気がかなりあり、店内入って右がカウンター、左がテーブル席です。

席はカウンター12席、テーブ24席の全40席ほどです。

メニュー

メニューはラーメンを中心に、チャーハンや丼ものなどがあります。

中でも「宝そば」は非常に人気があり、来店客の多くが注文していました。

一品料理やおつまみなども充実しており、町中華料理屋さんらしい品数の多さです。

餃子

餃子は少し丸い感じのもので1人前は6個です。

サイズは一般的な餃子とそれほど差はないくらいの大きさです。

ミキサーに一度かけられたような感じの餡で、野菜と肉の割合は7:3くらいでしょうか。

皮は気持ち厚めくらいで焼き加減はしっかり目です。

宝そばセット

人気のある宝そばにはいろいろなセットがあります。

注文したのは宝そばと半チャーハンのセットです。

チャーハンに付いてくるスープです。

酸味が強めで少しクセがある感じのスープです。

チャーハンは半分ですが、サイズ的には1人前分くらいがあります。

ご飯は少し固めで非常にパラパラ感が強く、味は胡椒の味が強くシンプルな味付けです。

メニューの宝そばは、一般的に言われる「油そば」のことで、油そばはラーメンの一種でスープが無いのが特徴的です。

メンマは厚め、太めに切られています。

非常に甘めに味付けられ、じっくり煮込まれているのか非常に柔らかい食感です。

チャーシューは厚めに切られたものが1枚です。

パッサリとした感じで水分少なめで歯ごたえ十分の食感です。

麺は中太くらいの若干のちぢれ麺で、量は150〜180gくらいで多めです。

モッチリとしつつも、少し固めの食感で歯ごたえを楽しむ感じの麺です。

タレは丼の底に沈んでいるので、全体をしっかりとかき混ぜて食べます。

タレの味を他のお店に比べると、非常にマイルドで最初は冷やし中華のような酸味を感じます。

食べすすめるとコクのようなタレの奥深さを感じることができます。

多めのカイワレと小葱ですが、タレと麺を絡み合わせて食べるとき、絶妙な感じでバランス感をとってくれます。

シャキシャキ感も良い歯ごたえで、アクセントにも一役買ってます。

あとがき

お店の前にはいつも行列があるほどの人気店で、近くにある大学生などから年配の方まで、そのファン層はかなり広めな印象です。

油そばの発祥は多摩地区だそうで、国立市にある居酒屋が起源と言われています。その後、数店舗で出されるようになった内の一店舗が1971年創業の「宝華」さんで、グルメ雑誌などにも油そばの名店として紹介されています。

料理はどれも大盛りで、コスパという意味では文句無しの町中華です。こだわり感のある味でありますが、厨房の緊張感の無さなど残念なところも拝見され、それが味にも出ている印象です。