ルースー炒飯|喜久屋食堂

【喜久屋食堂】ルースーって知っていますか? ルースー料理が人気の前橋の町中華屋

前橋市街にある中華食堂で、ルースー料理が人気の「喜久屋食堂」さんに、食べ歩きに行ってきました。

Published on: 2024/01/18

外観

外観|喜久屋食堂

前橋市の中心部から少し離れた住宅街にあります。

最寄り駅はJR前橋駅ですが1.5kmと遠めで、お客さんは車で来店される方がほとんどです。

お店は住居軒店舗のようで、少しわかりにくいのですが、大きめな看板があるので近くまで来ればわかるかと思います。

駐車場

駐車場|喜久屋食堂

駐車場は店舗前に2台ほど、店舗横にも専用の駐車場があり、13台置けるそうです。

広めの駐車場ですが開店直後には、ほぼ満車と人気のほどがうかがえます。

店内

店内|喜久屋食堂

食堂のような印象の店内で、かなり広々としたスペースです。

席はカウンター5席、テーブル18席、座敷席が12席、全35席ほどとなっていました。

メニュー

メニュー|喜久屋食堂

メニューから察するに、町中華のようなラインナップですが、全部で12種類ほどと、かなり提供する料理は絞られているようです。

ラーメン系とチャーハン系、サイドメニューはギョーザのみとなっています。

ギョーザ

ギョーザ|喜久屋食堂

1人前が6個の餃子です。

焼色がキレイなので、かなり食欲をそそられる見た目です。

ギョーザ|喜久屋食堂

1個のサイズは一般的な餃子よりもひと回り気持ち大きめです。

皮は自家製のようで、ほど良くモチモチとした食感が心地良いです。

餡は野菜のみですが、しっかりと旨味があるので、そのままでも十分美味しいです。

豚糸(ルースー)ラーメン

ルースーラーメン|喜久屋食堂

こちらで人気のルースー料理の1つ、豚糸(ルースー)ラーメンをいただきました。

豚糸(ルースー)とは、中国語では「肉絲もしくは丝」と書くそうで、お肉を細切りにした料理のことだそうです。

麺|喜久屋食堂

麺は中太くらいの一般的な中華麺のような感じです。

特別な食感や味があるわけではないのですが、スープや具材とのバランスには、妙な説得力がありました。

ラーメンスープ|喜久屋食堂

スープは表面に油がありますが、飲んだ感じはギトギト感も感じさせずスッキリとしています。

ベースは鶏系でしょうか、懐かしい感じの味です。

ルースー|喜久屋食堂

豚肉やタケノコなどが細切りになっていて、餡かけラーメンになっています。

ちょっとスッキリし過ぎと思えたスープですが、時間とともにルースーの餡が溶け込み、最終的には甘めな味付けになりました。

豚糸(ルースー)チャーハン

ルースー炒飯|喜久屋食堂

もう1つの豚糸(ルースー)料理はチャーハンです。

注文時にS、M、Lと3つのサイズから選べますが、Mでお願いしました。

スープ|喜久屋食堂

チャーハンにはスープが付いてきました。

町中華のお店などだと、ラーメンスープを使い回すのですが、どうやら違う感じです。

味付けはラーメンスープに近いのですが、薄めな味付けですが、ルースーの味にはちょうど良い塩梅でした。

ルースー炒飯|喜久屋食堂

Mサイズということもあってか、ボリュームは一般的なチャーハンくらいです。

チャーハンは玉子や葱などが入っていて、炒め具合はシットリ系です。

味付けは、塩気もそれほど多くなく、ルースーとのバランスが取られている印象でした。

ルースー炒飯|喜久屋食堂

細切りになった豚肉やタケノコが、口の中でシコシコと、チャーハンにも良く合います。

同じルースーですが、ラーメンとは違う印象で、食べ終えた時には満足度がありました。

あとがき

開店直後にお邪魔したので、自宅感もある店内で多少の心配がありましたが、12時になる頃にはほぼ満席という人気でした。

ルースーの味はご飯や麺、スープなどとのバランスも配慮されている印象を受けましたし、餃子の美味しさは間違いなく本物です。

料理の味付けは、町中華など食堂系にありがちな濃いめではなく、全体を通して薄く感じる味ですが、またその試行錯誤されている感じも良いお味でした。

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