外観
慶應義塾大学が近くにある、国道1号沿いにお店はあります。
外観はペパーミントのオシャレな感じで、遠くからでもすぐに分かります。
最寄り駅は都営地下鉄三田駅もしくは、JR山手線の田町駅からそれぞれ徒歩5分ほどです。
店内
ペパーミントの外観から店内に入ると、一面が緑の壁にアジアンな装飾とまるで海外のレストランのような印象です。
席はカウンター5席、テーブル席(カウンター式の長テーブル)15席の、全20席となっています。
メニュー
ランチタイムにお邪魔したので、ランチメニューは「ミールス」というワンプレートランチのみとなっています。
ミールスには、野菜の副菜8種類が付いてきて、カレーは全部で5種類あって選ぶことができます。
注文方法としては、カレーの数を選び、ベーシックライスもしくは、レモンライスを選びます。
メニューの裏は、ミールスの解説書になっています。
副菜が1つ1つ丁寧に解説が書かれているので、非常に勉強になります。
レビューもこちらの解説を元に紹介していきます。
カレー5種のミールス
せっかくならばと、ついつい食いしん坊心が発動して、5種類のカレー全部を注文しました。
店員さんから5種類は「かなりボリューム感ありますよ」と警告を受けましたが、食べたい気持ちが勝ってしまいました。
ミールスの食べ方は、洋風カレーなどと違い、カレーをライスに個別にかけるのではなく、ライスの上でカレー同士、副菜などを混ぜ合わせて、スパイスを楽しむのがオススメだそうです。
副菜
手前がラッサムという酸味と辛味があるスープで、カレーの間に食べると中和される感があります。
奥はサンバル豆と野菜を煮込んだ、カレーのような汁物です。
手前はアチャールというインド風漬物で、スパイスと塩、オイルで漬け込まれています。
奥のヨーグルトのようなものがプーリといい、野菜、ヨーグルト、スナックを合わせたインド風ファーストフードだそうです。
左が旬野菜のトーレンという炒めもので、さっぱりとしたスパイシーさが良い感じです。
右手前がココナッツ・チャトニという、ココナッツをペースト状にしたもので、タレのような感じにアクセントとしてつかうそうです。
奥がマッシュポテトで、インド料理には欠かせないギーオイルをつかっているので、香ばしさがかなりあります。
レモンライス
追加料金で、響きが美味しそうなレモンライスに変更しました。
表面には、ダール・タルカという豆のカレーがかけられていて、この状態だけでも満足度があるくらい美味しいです。
ライスのお米は、バスマティー米をつかっていて、いっしょにナッツ類が炊かれています。
カレーに合うように、水気も少なく、微妙に塩気があるので風味と旨味が感じられます。
カレー
左が炭火チキンマサラで、味としては1番スタンダードに近く、チキンはしっかりと煮込まれていて柔らかいです。
右がベジマサラで、茄子などの野菜が入っていて、甘みがしっかりと伝わる感じのスパイスです。
左のフィッシュカレーは、日替わりで具材が変わるそうで、食べた日は海老です。 カレーに海老の殻から出汁を取ったようで、全体の風味が非常に美味しかったです。
右はケララマトンという羊のカレーで、辛さが1番ありますが、ルーを纏ったマトンのお肉が臭みも無く、美味しかったです。
プレートにのらず個別にきた、本日のSPカレーは鹿肉のキーマカレー(ムスリムスタイル)です。
丹波篠山産の鹿を贅沢につかい野菜と合わせています。
カレーっぽい感じではないのですが、肉の美味しさが実感できますし、さまざまなスパイスを食べて、舌がおかしくなったのか、和風の煮物のような優しさを感じてしまったカレーでした。
あとがき
三田近辺に食べ歩きに来た際に、検索していると聞き覚えのあるカレー屋さんが・・・。一度は来てみたいと思っていたのでお邪魔してみました。
ここ数年、都内のインド料理屋を中心によく名前を聞くミールス。なかなか食べる機会がないのですが、美味しいカレーがあると聞くとついつい食べに行きたくなってしまいます。
ゼロワンさんのカレーはたしかに、カレーも副菜も含めて、さまざまなスパイスを用いて調理されていますが、その中にあっても美味しさをちゃんと感じられました。
美味しいカレーには、デトックス効果抜群に感じるのは私だけでしょうかwww