入口
お店はJR中央線の三鷹駅「南口」を出て、「三鷹駅入口」の交差点にある、ビルの地下一階です。
入り口が少し分かりにくいと思います。
外観
雑居ビルの階段を地下へと降りると、3軒ほどの飲食店があり、階段を降りた正面のお店です。
階段の途中から、待っているお客さんがいるので、すぐに分かるかと思います。来店時は日曜日とあってか、20人ほどが並んでおり、入店までには30分ほど待ちました。
店内
店内はコノ字型のカウンターのみ10席でそれほど広くはありません。
カウンターの中央ではラーメンを調理する姿を目の前で見ることができるので、ライブ感はハンパないですし、麺を茹でる湯気で熱気があります。
メニュー
メニューはほぼラーメンのみですが、ビールやチャーシューなどのおつまみもあります。
何と言っても、ラーメン450円はこの時代においては破格とも言える安さです!
ラーメン
すぐにラーメンが来ました! 450円という値段なので、期待度は正直低めでしたが、それを覆すくらいのボリュームです。
チャーシューワンタンメン
続いて、ワタシの注文したチャーシューワンタンメンが運ばれて来ました! ラーメン同様にボリュームはビックリするくらいあります。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、ワンタン、ネギといたってシンプルです。
ワンタンは中華屋さんで使ってそうな薄めの生地です。
餡は少なめですがスープに絡むと、どことなく哀愁を感じてしまいます。
チャーシューはバラ肉を薄めに切ったものが入っています。
それほど主張しないお肉という感じですが、プリッとした食感で美味しいです。
麺は丸みをおびた中太麺で、モッチリという感じよりは蕎麦に近いかなぁという感じの麺です。
味もそれほどある麺ではないので、全体的にシンプルな感じです。
スープですが鶏ガラベースの醤油ラーメンで、昔ながらのラーメンなのかなぁという印象です。
ガツンと来る印象はありませんが、いくら飲んでも塩っ辛さがないくらいまろやかな味わいです。連れは「薄い」と言ってコショーをかけていたのが印象的でしたwww
あとがき
今回、はじめて来店したにもかかわらず、料理、お店、人全てにおいて懐かしさが漂っていました。
ラーメンスープに蕎麦を入れたようなラーメン。湯気を浴びながらのライブ感満載の店舗などノスタルジーに溢れていました。
何より、450円で食べれるラーメンとしてのレベルの高さ、価格のわりに多めの量など、多くのファンを生み出している人気店であるのも十分納得できる料理でした。
それもそのはず、このお店はもともと「えぐち」という人気のラーメン屋さんでしたが、残念ながら店主が亡くなって閉店してしまった後に、お弟子さんが味を復活させたという由緒正しき血統なそうです。
「絶対!また来ます!!」