外観
喜多方市街から、やや東寄りの賑やかな通りから一本入った路地裏にあります。
最寄り駅はJR磐越西線の喜多方駅で駅から約1.5kmほどです。
お店はかなり大きい建物という印象です。
駐車場
遠方から訪れるので店舗前に10台ほど置ける駐車場があります。
店舗前の他には通り沿いの第2駐車場があり、ご厚意で福島銀行の駐車場を利用することができるそうです。
入店方法
かなりの人気店なので入店方法を書いておきます。
店舗に受付票があるので、名前と人数を記入します。(開店前は店舗入口付近、開店後は店舗内)
駐車場待ちの場合でも、店員の方に話せば対応してくれているようでした。
店内には20席ほどの待ち席があるので、順番が近くなったら入店するのが良いでしょう。
順番が来たら呼ばれますので入店します。(入れ替え制のようなので、1順で30分ほどの時間が掛かります)
私が訪れたときは、平日の開店40分ほど前には、店舗前の駐車場がほぼ満車で、受付は15番目の2巡目でした。
食事を終えたのが10時近くで、受付票は3枚目くらいまで進んでいました。
午前中には売り切れるほどの人気店なので、とにかく早くお店に到着することをオススメします。
店内
席はカウンター9席。テーブルが18席の全27席とそこそこ広めです。
大きな窓からは庭の木々を望むことができます。
広く採光が取られているので店内は明るく気持ちが良いです。
席に着いてからは順番に注文を受けます。
入れ替え制なので、基本的には順番が早い人から注文をします。
メニュー
ラーメンは醤油、塩、味噌の3種類が基本で、それぞれの大盛(1.5玉)、特盛(2玉)となっています。
サイドメニューはドリンクのみなのでラーメン専門店です。
日本海 藻塩 塩チャーシュー麺
事前に塩ラーメンが美味しいと聞いていたのですが、藻塩があったので、あえてこちらを注文しました。
見た目は繊細な感じを想像していましたが、チャーシュー麺だからなのかもしれませんが、意外にも豪快という印象です。
ネギはやや辛めの白葱です。
メンマは細く切られていますが、非常に柔らかく煮込まれ、甘みと旨味が美味しいです。
チャーシューの見た目は脂身が少ないので、固めなのかと思いきや、食感は非常に柔らかいです。
しっかりと味が付いているものの、スープや麺と合わせても違和感がなく美味しいです。
麺は中太縮れ麺です。
水分量が45%前後と非常に多い超多加水麺だそうです。
非常に柔らかくモチモチした食感で、噛みしめるたびに旨味がギュッと滲み出る感じです。
スープは透明から黄金に近い、非常にキレイな色合いをしています。
味はすっと喉を通る際に抵抗感を感じないくらいの繊細さがありますが、しっかりとしたラーメンスープとしての味もあり非常に美味しいです。
藻塩スープということもありますが、青さと合わさると「海」を非常に感じさせてくれます。
あとがき
福島郡山市で食事をした際に、お店の方から「喜多方に行くなら喜一さんへお邪魔したらどうですか?」と進められたこともあり、お邪魔してみました。
お店は福島県民ラーメン総選挙で2018、19年に1位を獲得して殿堂入りするなど、以前から人気は高かったようです。
ラーメンはスープ、麺、チャーシューなど全ての素材のレベルは高く、旨味を非常に感じさせてくれますし、注文した藻塩では福島の内陸部で「海」を感じさせてくれる面白みを得ることもできました。