ご紹介するのはこんなお店です
創業1972年で全国丼グランプリ4年連続金賞をする肉丼が人気の町中華。
餃子やチャーハン(チャン玉)などの料理にも定評があり、コスパもよく駅の目の前ということもあって、多くの人に愛されているお店です。
札幌軒
東京メトロ丸ノ内線の茗荷谷駅を降りたすぐの商業ビルに入っています。
2階に店舗があるので、階段を上がる前に、窓から営業しているか確認すると手間が省けます。
階段で2階に上がると、店舗が目の前になります。
外観はチェーン店のような小綺麗な印象ですが、店舗は茗荷谷に1店舗のみです。
店内
入口は狭く、奥側にカウンターが伸び、窓の近くにはテーブル席が設置してあります。
席はカウンター8席、テーブル8席の全16席です。
入口付近やカウンター上部の壁には、さまざまなサイン色紙が貼られていました。
駅から近いこともあってテレビや雑誌などにも登場しているようです。
メニュー
メニューは中華料理を基本とし、創作料理のような感じで、肉丼など
全国丼グランプリ4年連続金賞を受賞した肉丼は、トッピングなどもバリエーション豊富です。
炒飯やラーメン、餃子、焼物などの定番メニューもあり、全体として種類は多い印象です。
お店は中休みの通し営業なしで、ランチタイムのメニューなどはありませんでした。
餃子
1人前6個で、かなり大きな皿に入っているので、小さく見えますが、1つ1つは通常の餃子よりも若干大きいサイズです。
表面はこんがりとキレイな焼き目が付いていて、見た目が美味しそうです。
表面はしっかりと焼かれているので、カリッと感がありつつ、皮はモチモチを感じられるくらいに厚さがあります。
餡は野菜がメインで、そのものに味付けがされているので、調味料を付けなくても美味しいです。
チャン玉
肉丼との2択で、メニューにチャン玉なるものを見つけ、気になったのでついつい注文してしまいました。
付いてくるスープは中華スープというよりも、洋風のコンソメスープのようでした。
炒飯の上に玉子焼きがのせられ、チャーハン・玉子の略称がチャン玉の正体でした。
お米は見えませんが、けっこう盛り付けられているので、ボリューム感があります。
玉子焼きを割ると、中からホクホクと湯気の出たチャーハンが出てきます。
具材はベーコン、玉葱などで、味付けはチャーハンよりもピラフのようで、塩と胡椒がしっかりと効いています。
あとがき
平日の夕食としてお邪魔すると、札幌軒という店名には似つかわしくない東南アジア系のスタッフのみでした。
注文を終えると、手際良く炒飯を作り、餃子を焼き、料理を食べてみると、「いったいどこで味付けなど覚えたの!?」と、思うくらい関心させられるレベルでした。
都内の町中華など古くからあるお店でも、こうした外国人スタッフを多く見受けられますが、味を受け継いでいくのは、こういった方々なのかと思うと、少し寂しくもあり嬉しくもある、とても複雑な気持ちになりました。