外観
お店は東武東上線の中板橋駅から住宅街を抜けた徒歩7〜8分ほどの、国道254号(通称:川越街道)沿いにあります。
かなり特徴的な外観で、以前は看板があったそうですが、訪問時は骨組みのみでした。
入店方法・店内ルール
【入店方法】
人気店で席数も少ないので、入店方法を書いておきます。
1)とくに受付表などはないので、満席時は店舗向かって左側へ並びます。
2)マンションの入口や一軒家などがあるので、出入りができるように近隣に迷惑が掛からないようにしましょう。
3)店内から人が退店したら、人数だけ入れ替えで入店します。
4)店内に入ったら、券売機にて食券を購入して、席に着き、食券を渡します。
【店内ルール】
店内ルールが扉に貼られているので、入店までに見ておきましょう。
書かれているのは常識的なことなのですが、ラーメンに関しては、替玉の食券は最初に出すことくらいです。
店内
店内はカウンター7席のみですが、それほど狭苦しい感じもありません。
荷物や上着なども掛けるところが、席の後ろに設置されていました。
券売機・メニュー
ラーメンは、基本のとんこつラーメン、限定1、2の3種類です。
とんこつは替玉、限定は各並盛と大盛がそれぞれ設定され、トッピングは辛子高菜と味玉です。
サイドメニューはライスとチャーシュー丼です。
とんこつラーメン
看板メニューのとんこつラーメンです。
器が大きめな印象で、かなりボリューム感を感じる一杯です。
ラーメンの表面に見えるのは、岩海苔と葱です。
葱は青と白の2種類で、豚骨スープに葱が非常に良く合っていました。
岩海苔は味変のような感じで、豚骨スープのアクセントとして面白かったです。
豚骨ラーメンにメンマが入っているのが珍しく面白いです。
かなり太めに切られ、甘めに味付けられ、中心部に若干芯が残るくらいにシコシコとした食感です。
チャーシューは炙りと燻製の2種類が入っています。
炙りは醤油でしっかりと味付けがされ、燻製は肉の味をダイレクトに感じられるようです。
麺は豚骨ラーメンらしい細ストレート麺です。
が、麺の表面に胚芽のような粒を見ることができます。
豚骨ラーメンにありがちな溶け込むような麺とは、まるで真逆のしっかりとした歯ごたえの麺です。
注文時の麺の硬さは、柔らかめと固めの2種類のみです。
白と茶色を混ぜたようなカフェオレのような色合いです。
スープの香りは豚骨そのものですが、口にすると醤油の強さを感じます。
口当たりはかなりクリーミーという表現が一番合ってるくらい、どれほどの豚骨が溶け込んでいるのかと凄みを感じました。
替玉
替玉は別皿での提供になります。
もともとラーメンに入っている麺の量が多く感じるので、替玉を食べ終えると、かなり満腹感がありました。
あとがき
以前から食べログなどを含め、ネットなどで「東京 豚骨」で検索すると、必ずヒットするお店であり、昨年くらいから来たいと思っていたお店です。
ラーメンは豚骨ラーメンではありますが、メンマや一番驚いた胚芽麺など、豚骨ラーメンではなかなか見ない食材をつかっていたことです。
スープ1つにしても、たしかに豚骨ではあるものの、九州の豚骨とは全くの別物というか、醤油の風味が強いので、きっと東京豚骨のような感じで、愚直独自の豚骨ラーメンだという強い主張を感じさせてくれました。