外観
西武新宿線の野方駅北口を出て、まっすぐに続く商店街「北原通り」にあります。
人情風情を感じられるような商店街で、昔からそこにあるような佇まいです。
店舗脇には満席時の待機席が置いてあるのが、何より人気店の証です。
店内
厨房を目の前にするカウンター席、背中にテーブル席と、昭和感溢れるような雰囲気です。
席はカウンター6席、テーブル8席の全14席です。
店舗入口に券売機があり食券を購入して注文します。
券売機の表示は種類が多く見にくいのですが、近くにメニュー表があります。
メニュー
ラーメンは味噌ラーメンをメインに、辛味噌、激辛の番長ラーメン、つけ麺などがあります。
サイドメニューは、ごはん類とおつまみ料理が2品ほどです。
調理場に大きく貼られているのが、ラーメントッピングの一覧です。
現金での追加も可能で、券売機よりもかなり見やすく注文しやすいです。
チンピラ玉子
真っ赤に染まったタレにうずら卵が浸かり、激辛の香りが漂います。
ネーミングに一目惚れして、とにかく食べてみたいと思い注文しました。
可愛いイメージのうずらの卵ですが、一味などで激辛のタレが暴力的に辛いです。
逆に辛すぎてクセになるレベルで、口の中で絡みつく様はまさにチンピラです。
ぶためし
注文時に、醤油、塩、辛口醤油の3種類から選ぶことができます。
味を醤油を選んだので、ありそうでない醤油味のチャーシューはサッパリとし、ご飯に良く合います。
ぶためしにチンピラ玉子をトッピングしましたが、醤油と激辛のうずらほど良くマッチングしました。
味噌ラーメン
味噌ラーメン専門店なので、シンプルにド定番の味噌ラーメンを注文です。
大きなチャーシューがのっているのが特徴的で、見た目にも安心の定番味噌ラーメンです。
店内では常に鍋で炒められるカチャカチャとした音が響き渡っていたのは、モヤシを炒める音でした。
味噌ラーメンにはもやしが良く合いますし、シャキシャキとした歯ごたえが心地良いです。
メンマは肉厚極太のものが2本入り、ビジュアル的にもインパクトがあります。
肉厚だけあり噛み締めた時の心地良さで、満腹感を撫でられるようです。
ラーメンを大きく覆うチャーシューは、厚みもあり食べごたえ十分です。
味付けも最低限で噛みごたえも十分あり、しっかりとしたお肉食べてる感が持てます。
麺は太めで縮れ感ある三河屋製麺の中太麺で、見た目は味噌ラーメンに良く似合う冠水多めで黄色掛かっています。
濃いめのスープに負けることなく、モチップリとした食感に主張があります。
ラーメンスープはドロドロで、一見すると濃い煮干し系のスープと見間違うほどです。
スープのベースは、豚の背ガラ、ゲンコツ、豚足、鶏の胴ガラ、モミジなどを炊き、味噌にはCMでお馴染みの神州一味噌がつかわれています。
味噌の旨味と動物系のコクが見事に調和されている印象を受けます。
あとがき
ラーメンは濃厚なスープであるものの、味噌独特の塩気は強く感じるものの、モヤシやチャーシューなどの作りに丁寧さを感じます。
全体を通して特別感はないものの、どこか懐かしい王道の味噌ラーメンを感じさせてくれました。