外観
JRや、ゆりかもめ線などの新橋駅地下から、新橋駅前ビル1号館に連絡する通路の途中にあります。
カレーのターメリックカラー色の外観で、店舗へのお客さんの出入りが多いので、すぐに分かるかと思います。
券売機
注文は店外にある券売機にて、食券を購入してから入店になります。
メニューは機械のすぐ横にあるので、見ながら注文を決めることができます。
メニュー
カレーは印度風(スパイシー)と、欧風(マイルド)の2種類で、それぞれトッピング違いなどで、全部合わせると10種類ほどあります。
サイドメニューは、ポテトサラダなどのサラダ類が数種とドリンク類などです。
トッピングはかなり豊富で、全部で15種類以上はありそうです。
好みのカレーにしようと思ったら、カスタマイズのバリエーションは、かなりの数になりそうです。
店内
コの字のカウンター席のみで、食券を出して注文が完了となります。
席はカウンター席のみ全18席で、席同士の間隔はそれほど広くはありません。
ビジネスの街「新橋」とあってか、お客さんはゆっくり食事を楽しむというよりも、ささっと食べて出て行く感じです。
ビーフカレー
カレーとライスは別皿で提供され、食堂系というよりも、本格的なカレー屋さんなのだと実感します。
メニューに載っていた写真は、カレーが掛かった状態なので、最初は注文を間違えたのかと思いました。
ライスはカレーに合うように水気は少なめですが、お米そのものの甘みが感じられ、ルーにしっかりと絡む感じで非常に好みでした。
ライスには福神漬けがあらかじめ添えてありました。
ルーはカレーポッドに入って提供されるので、好みの分をライスに取り分けて食べます。
カレーポッドの縁までタップリ入っているので、ライスだけが残ることもありませんでした。
ゴロゴロと入ったビーフは、時間をかけて煮込まれているためか、非常に柔らかく口の中であっという間に溶けていきます。
最初の何口かは、スタンダードなカレーに多少のスパイスを加えたような感覚で食べやすさがあります。
食べ進め時間が経過すると、蓄積したスパイスの辛さがジワジワと広がり、食べ終える頃には本格的なインドカレーのちゃんとした満足度がありました。
カレーには、卓上に置かれたフライドガーリックをかけるのがオススメです。
カリカリとした食感のアクセントも心地良いのですが、玉葱のコクがルーと混ぜ合わさるほどに、味の深みを感じることができます。
あとがき
新橋駅地下から新橋駅前ビルに連絡する通路の途中にあり、人通りも多く、お店自体の出入りも頻繁なので、ゆっくり食事を楽しむというよりも、「さっと食べて出る」そんな印象のお店です。
味は最初の印象と、食べ終えたときが面白いほどに違いがあって、普通のカレー屋さんから本格的なインドカレーにまで、昇格して行くような不思議な感覚でした。
ささっとスピード重視で本格的なカレーが食べられるのは、サラリーマンの街「新橋」だからこそ生まれた味なのかも知れません。