外観
西武新宿駅から小滝橋通りをJR大久保駅方面に向かった、北新宿百人町交差点近くにあります。
最寄り駅は、西武新宿線、JR中央線大久保駅、都営地下鉄大江戸線新宿西口駅などです。
店名の半月が書かれた看板ランプが目印です。
ミントグリーンの窓枠は目を惹かれるほど印象的で、「一瞬カレー屋さん?」と立ち止まってしまいました。
周辺は専門学校などが立ち並び、ランチタイムにはサラリーマンとともに学生の姿を多く見かけました。
店内
入店すると、思わず「狭っ!」と思うくらいで、非常に小ぢんまりした空間ですが、いざ席に座ると静けさがあり落ち着いた空間です。
席はカウンター5席、テーブル8席の全13席です。
メニュー
カレーはレギュラーのチキンと日替わりの2種類で、両方を一度に楽しめる二種盛りもありました。
トッピングには温玉やチーズなどがあり、ライスはS(200g)、M(250g)、L(300g)、LL(350g)の4段階が設定されています。
二種盛り
もちろん注文は両方の味を一度に楽しむことができる二種盛りです。
ダムカレーを思わせるように真ん中にライス、左右にそれぞれのカレーが盛り付けられています。
ライスの上には、ニンジンのクミンラぺと、赤タマネギのピクルスで、インド料理が踏襲されている感じが出ています。
彩りとしてもキレイですしカレーの添え物として、日本風に言えば福神漬のような箸休めのような感じで、スパイスの中和にもなります。
レギュラーのチキンカレーはいわゆるシャバシャバ系のカレーになっています。
表面にはインドカレーでつかわれるカスリメティを見ることができます。
時間をかけて煮込まれ柔らか食感のチキンとともに、スパイシー過ぎないスパイシーさが非常に食べやすいです。
日替わりはカボチャのキーマカレーで、チキンとは対象的にキーマだけあって汁感が少ないカレーです。
カボチャの風味も効きつつ、挽肉の香ばしさやスパイシーさが鼻に抜け、完成度高めなキーマカレーに仕上がっています。
あとがき
スパイシーカリーハウス半月さんの創業は2017年。新宿が本店で銀座に「スパイシーカレー銀座半月」を構え、2店舗体制で経営されています。店主さんや運営元などの情報が見つからず、詳細は不明ですが、さまざまな地域のカレーをミックスし、独自のアレンジをしているようです。
食べログのタイムラインなどで頻繁に銀座店がアップされるのを見て、てっきり銀座が本店かと思いきや、こちらの新宿が本店だそうです。
食べた感じは、日本的なカレーよりもスパイスが効いているにも関わらず、苦手な人でも苦にせず食べることができ、スパイスカレーを食べ慣れた人も納得できる美味しさがありました。カレー通からカレー初心者まで幅広い客層が食べやすいカレーなので、カレー好きはぜひ食べてみてください。