店舗情報
- 店名
- 欧風カレー キュイ・ボンヌ
- 住所
- 東京都中央区日本橋茅場町1-4-6 木村実業第2ビル B1F
- 営業時間
- 11:00 - 16:00
- 定休日
- 土、日、祝日
- ジャンル
- カレー
店舗所在地
その他の掲載サイト
外観

東京メトロ東西線茅場町駅の7番出口から出て、地上に上がると目の前に入口があります。
メニューや電飾看板があるので、お店を見つけるのはカンタンかと思います。

専用階段を下りた、地下1階が店舗入口になります。
入口の前には、開店前や満席時の待機用の椅子が2脚置かれていました。
お客さんの多くはサッと食べてすぐに退店される方が多いので、並んでいても比較的早めに入店できそうです。
店内

店内は落ち着きとオシャレ感がありカフェのような趣きで、椅子やテーブルなども雰囲気に合わせたデザインのものがつかわれています。
席はカウンター5席、テーブル20席の全25席となっています。
ランチタイムなどの混雑時は相席をお願いされますが、テーブルでの対角線での対面なので、それほど気になりません。
メニュー

カレーは聞き馴染みある定番のカレーなど全部で14種類ほどありました。
店名を冠したボンヌカレー、キュイカレーが人気で、キュイカレーは曜日限定(たしか月・水・金だった)です。
カレーの追加トッピングも3種類ほどあり、注文時には4段階から辛さを選ぶことができます。(実際には甘と辛の中間などもできるので7段階となります。)
カレー以外のサイドメニューには、サラダやポテトがあります。
きのこサラダ・ポテトセット

サラダは2種類あって大根とキノコから選ぶことができました。
メニューにポテトとあったので、てっきり素揚げのフライドポテトを想像していたら、茹でたジャガイモでした。

メニューには、ミニサラダと表記されていますが、ミニよりは食べごたえがあるボリュームです。
具材は、エリンギ、ぶなしめじ、えのきなどに、レタスとトマトの野菜です。
ドレッシングはオリジナルと思われる和風で、酸味も強すぎず食べやすいです。

ポテトはさほど大きいサイズではありませんが、カレーと合わせると、満足度があるちょうど良いお腹具合でした。
脂っぽさがない無塩バターと、ジャガイモのホクホクとした素朴な味が良いです。
ボンヌカレー

店名を冠しており、お店で一番人気のカレーになります。
カレーはカレーポッドに入り、ライスとは別で提供されます。

ライスはお米に茶色の部分が見えるので、胚芽米がブレンドしているようです。
カレーに合わせて水分は少なめ。キッチリと炊かれているので、お米の甘みと美味しさがギュッと詰まっています。

カレーポッドにソースが注がれている姿だけで、カレー好きとしては心踊ってしまいます。
香りは非常に甘く、食欲がそそられる香りです。

ソースの具材は、茄子、スライスガーリック、チーズです。
茄子はゴロッと感を残して大きめに切られていますが、スプーンでサクッと切れてしまう絶妙な火加減には驚かされます。

見た目の色合いは、かなり濃い茶色です。
画像のようにルーはかなり固形に近いため、ライスに落としても広がらず、野菜などが細かくギュッと詰まったようなルーです。
はじめは欧風カレーらしい玉葱の甘さがギュッと来て、胃袋をギュッと掴まれ、後からじんわりとスパイスの旨味が込み上げてきます。
ガーリックの風味やチーズの香りが、カレーソースのコク深さといっしょに追い打ちをかけ、濃厚なルーを楽しむことができます。
あとがき
キュイ・ボンヌさんの創業は2012年と都内にあるカレー店の中では比較的新しいお店です。
店主は、半蔵門の名店プティフ・ア・ラ・カンパーニュのご出身。プティフ・ア・ラ・カンパーニュさんの店主は神田の名店ボンディーの出身と、東京における欧風カレーの系譜を垣間見ることができます。
欧風カレー独特の香り高きコク深さと、茄子をメインとし、独特のスパイス感が増され、お店独特のオリジナリティ感のある風味に仕上がっています。
ヨーロッパ料理が当たり前のようになった今でも、日本人はどうして欧風カレーに惹かれてしまうのだろうか。カレーの奥深さにまた引き込まれるような料理でした。