外観
東京メトロ日比谷線もしくはJR京葉線八丁堀駅のA3出口から徒歩4分ほどの、比較的交通量の多い道路沿いにあります。
店名が書かれた看板がボロボロだったり、どこかモダンな外観に、心惹かれてしまいます。
店内
喫茶店風の建物自体は古そうな感じですが、非常に清潔感があります。
席はカウンター5席、テーブル32席の全37席と、間口が狭いわりには広めの席数です。
カウンター席に案内されましたが、目の前にはスパイスが入った瓶が並べられています。
実際につかっているとは思いますが、こういう見せ方にスパイス好きとしてはテンションが上ってしまいます。
券売機
券売機にて食券を購入してから入店します。
券売機の近くにはメニューの看板もあるので、待ち客がいなければ熟考することもできます。
外観の雰囲気からすると壁に埋め込まれた券売機がハイテク機器のように見えてしまいます。
メニュー
カレー専門店なのでメニューはカレーのみです。
単品のカレーは全部で5〜6種類ほどあり、2種類のカレーを楽しめる2種盛りカレーが人気のようです。
トッピングも数種類あり、ラッシーなどのドリンク類は店内にて現金で購入できるそうです。
2種盛りカレー
できるだけ多くのカレーが食べたかったので、2種類のカレーが楽しめる2種盛りカレーを注文しました。
両端にカレー、中央にご飯が3列に並んでいます。
通常のカレーにはトッピングの別料金ですが、素揚げイモと燻製風玉子がのせられています。
どちらもしっかりと作り込まれた感があって、とくに燻製風玉子はラーメン屋さんなみに完成度高めで美味しいです。
カレーの表面にはカシューナッツとカシューナッツソースが散りばめられています。
ルーのベースはビーフカレーですが、数種類の野菜の味が濃厚で、ボルドーワインのような深み感があります。
欧風カレーでも野菜の風味を全面に出したような味にオリジナリティを感じさせてくれます。
欧風カレーはルーは共通で、赤身カツ、海老フライ、チーズチキンの3種類からトッピングを選ぶことができ、トッピングは赤身カツをセレクトしました。
揚げたてサクサク感のある衣に、しっとりジューシーなカツでスプーンで切れてしまうくらいの柔らかさです。
そのまま食べても、トンカツ屋さんレベルに美味しいのですが、ルーと混ぜ合わせると、お肉の旨味が引き出されます。
もう1つのカレーは南インド風バターチキンで、鶏肉や野菜などの具材がゴロゴロとしています。
ルーは少しシャバつき感があり、欧風カレーとは対象的にしっかりと効いたスパイス感がグッと来る本格カレーです。
甘さと辛さがそれぞれにあり、バランス感のある風味です。
あとがき
【東京カレー探訪 7軒目】
食べ歩いている中でカレー屋さんはどのお店でも、本当に個性が強いと感じることがあります。ロダンさんも店舗前に来た時には、妙な納得感があり、その個性的な外観には惹かれるものがありました。
店内では、お客さんが和気あいあいとしているようなアットホームな雰囲気がある喫茶店風です。提供するカレーは素材にまでこだわり、自家農園で栽培された野菜をつかうなど、非常に健康的な料理でもあります。
スパイス好きも納得できる作り込み感と、素材にまでこだわるオリジナリティ感で作り上げられたカレーでした。
店舗情報
- 店名
- 欧風カレー ロダン
- 住所
- 東京都中央区八丁堀3-8-4
- 営業時間
- 【ランチ】 11時〜15時 【ディナー】 18時〜22時(L.O.21時30分)
- 定休日
- 無休(除く年末年始/お盆)
- 種別
- カレー