外観
JRなど各線の新宿駅西口から出てすぐの、新宿西口ハルクの1階にあります。
外観は昔からある雰囲気でひっそりと佇んでいる感じです。
甘味処ですが入店することなく、どら焼きなど一部の菓子は、店外カウンターで購入することができます。
店内
新宿駅前ということもあり、人がひっきり無しに出入りしている感じです。
店内のお客さんで海外観光客らしき人も多いは、ドラえもんの影響でしょうか。
席は4人掛けのテーブル席などで全55席です。
メニュー
時屋さんは甘味処なのですが、お食事をすることもできます。
何とも味のあるメニューというか、ある意味で雰囲気があります。
どら焼きを店内で食べる際には、飲み物とのセットでの注文になります。
他には、あんみつやみつ豆、ドリンク類などもありました。
甘味のメニューから好きなもの3点を選べる、お得なセットメニューもありました。
あんずあんみつ
甘味を注文すると、お茶が付いてきます。
お茶はスッキリとした味ですが、茶葉で出されているためか、ちゃんと風味があります。
玉子の卵黄のような、杏が3つ入っていて、ボリュームがあります。
餅や寒天など、種類も豊富で食べごたえもありつつ、美味しいです。
3点セット
10種類ほどの甘味の中から、3点を自由に選ぶことができるお得なセットです。
セットには口直しのお漬物が付いてきます。しば漬けだと思われますが酸味と香りが非常に好きでした。
「いそべ巻」です。見た目的には、小さいサイズの餅が3つですが、食べるとけっこうボリュームがありました。
醤油の香りが良く、非常に柔らかな餅で、口どけが良く美味しいです。
「豆かん」です。セットとは思えないくらいに、ちゃんとしたサイズです。
豆の美味しさと、寒天のスッキリさ、蜜のほどよい甘さがとても美味しいです。
「小どら焼きバニラのせ」です。セットのどら焼きでは、アイスか生クリームのどちらかを付けることができます。
焼き立てなのか、ほのかな温かさと風味が美味しく、餡とのバランス感も好みでした。
持ち帰り
お土産として、どら焼きを5個購入しましたが、紙袋とビニール袋の包装でした。
大きいのが中サイズ、小さい方が小サイズで、そのほかにもジャンボサイズのどら焼きもありました。
中どら焼きには、お店の名前が焼印されています。
生地はけっこうしっかりめで、ふんわりというよりも詰まったような感じです。
生地自体には、それほど甘みは付けられていません。
断面は餡と生地の割合が均等で、ドラえもんで描かれている「どら焼き」感があります。
餡は少し甘めに味付けられ、どら焼き全体としては重めで厚みがありました。
あとがき
時屋さんのどら焼きは、国民的人気マンガ「ドラえもん」を描いている、漫画家の藤子不二雄さんが通った甘味処でもあり、時屋さんのどら焼きがドラえもんに登場するどら焼きのモデルになっています。
甘味の味は、どら焼きに限らずどれも好きで、特にお餅や豆の味はかなり好みでした。3点セットのお得感もあり、好きなお店のひとつになりました。