F・Iビル
JR山手線、西武新宿線の高田馬場駅を出てロータリーを渡った先の雑居ビルに入っています。
ドン・キホーテが入っているビルと言えば一番分かりやすいと思います。
店舗は地下一階の飲食店街にあります。
外観は食品サンプルなどが並んでいるので、どこか懐かしい感じがします。
店内
席はカウンター8席、テーブル21席の全29席です。
かなりキレイな店内なので、一瞬チェーン店なのかと思ってしまいます。
メニュー
メニューはほぼとんかつのみで、ランクが普通、特選と2段階に分かれています。
追加で単品注文もすることができます。
アルコールを注文すると、ヒレすじというおつまみがサービスされます。
残念ながらアルコール飲めないので次回に注文したいと思います。
先出しキャベツ
定食を注文すると、おかわり分のキャベツをとんかつを待つ間に出してくれます。
キャベツの千切りは切り方が悪くちょっと残念でした。
いっしょに付いていた食べるラー油らしきものが美味しかったです。
オリジナルらしきドレッシングはしょうゆとトマトの2種類です。
どちらもしっかりと旨味があって美味しいです。とくにトマトは甘みと酸味が非常に美味しかったです。
ドレッシングだけ売り出しても人気でそうです。
特選ロース定食
ロースのランクとしては中間の特選を注文しました。
定食にはお味噌汁、ご飯、お新香が付いてきます。
ご飯とキャベツは、それぞれ1回のみおかわりができました。
ご飯はふっくらしていて水気の多い感じの炊き加減でした。
味噌汁はしじみと豚汁から選ぶことができ、豚汁をチョイスしました。
豚汁はかなり具だくさんで、豚の背脂(ラード)が入っていて濃いめの味付けにグッと来ました。
定食に付いてきたナポリタンです。
なんでだろう?と最初は不思議に思ったんですけど、非常に美味しかったです。
中太くらいのパスタには、トマトの味がしっかりと付いていて濃厚なナポリタンで、これだけでも十分お金取れますねwww
ロースカツは170gで、もう少し食べたいかなぁくらいでした。
林SPFという千葉県の銘柄豚を使用しているそうです。
とんかつにかけるソースは2種類あります。
特製ブレンドとオイスター系のソースです。
特製ブレンドを使いましたが、トマトの風味と野菜なども甘みなどが濃縮された感じで美味しかったです。
ロースカツに付ける薬味は3種類、からし、ポン酢おろし、トリュフ塩です。
衣はかなり薄めで固めな食感、サクサクとした歯ごたえがとんかつを食べていることを実感させてくれます。
豚肉は火がしっかりと入っていますが、固さはなく非常に柔らかいです。
豚本来の味が非常に引き出されていて美味しいです。
あとがき
とん久さんは一見するとチェーン店なのかと思ってしまうくらい店内はシステム化されています。
しかし、ドレッシングやソースにまでこだわったオリジナルを使用しています。1971年創業と50年以上の歳月の中での味のノウハウがかなり詰まった感じと洋食の基礎的な技術があることを感じさせてくれました。
とんかつの添え物のナポリタンも美味しかったwww