東京ラーメンストリート
JR東京駅直結の「八重洲地下中央口」改札を出てすぐの 東京駅一番街に併設された 東京ラーメンストリート内にあります。
外観
外観はラーメン屋さんを地で行くような感じです。
お店はラーメンストリートで改札から一番遠い場所にあり、並んでいる人がいないのかと思いきや、連日、店舗横には行列ができています。
入店方法は店員さんの指示に従い、順番待ち、食券購入、席への案内となります。
券売機
メニューはつけ麺と中華そばの2種類のみで、それぞれにノーマル、味玉、特製の3種類があります。
トッピングや大盛、特盛などは別購入になります。
並んでいるときもメニューが渡されるわけではないので、予め決めておくとスムーズでしょう。
店内
店内は大きなカウンターを取り囲むように席が並んでいます。
席はカウンター10席、テーブル席16席の全26席です。
特製つけ麺
特製つけ麺ということですが、見た目は普通のつけ麺のような感じです。
特製には味玉が入っていました。
黄身がトロッと半熟で、ライスと一緒に食べたいタイプの味玉でした。
かなり太めな極太麺でじゃっかんの縮れがあります。
茹で加減は若干緩めに感じる柔らかさです。
麺は200〜250gほどのボリュームで、つけ麺としては一般的くらいなボリュームです。
つけ汁は見た目的にもかなり濃厚な感じです。
つけ汁の表面には鰹節の削り粉と豚ほぐしが入っています。
削り粉は風味があるので、つけ汁のアクセントに良い感じです。
豚ほぐしはフレークのような状態で、旨みが凝縮されていました。
チャーシューは厚めで大きめなものが1枚入っていました。
ホロッと柔らかめの食感で、特徴はそれほどありませんが美味しかったです。
スープはかなり濃厚でドロっとした食感です。
豚骨をベースに鶏ガラなどを長時間煮込んだスープだそうで、つけ麺一大ブームの先駆的なスープです。
動物系の甘みと旨みがギュッと詰まったようなスープは、麺との絡みも良い感じです。
あとがき
以前、大井町に住んでいたことがあり、近所に行列が絶えないラーメン屋があると噂を聞いたことがありました。「そう言えばあのお店どうなったかなぁ?」と思っているうちに、無くなってしまったとの噂を聞いたのがまさに初代六厘舎だったそうです。
現在は、こちらの東京駅が本店のような扱いらしく、通信販売やフランチャイズの系列店などにも力を入れているようです。
極太麺と濃厚スープでつけ麺を革新的に知名度を上げた功績はラーメン史に残るほどで、スープは非常に特徴的でした。