山の上ホテル
JR中央線の茶ノ水駅もしくは東京メトロ、都営地下鉄の神保町駅より徒歩5分ほどにある山の上ホテルさんの中にあります。
山の上ホテルさんはホテルとしても有名ですし、多くの名店が入っていることでも有名です。
てんぷらと和食 山の上
お店の入口はホテルのロビーを抜けた右奥にあります。
山の上ホテルさんの中にある料理店はほぼ地下にあるので少しビックリしました。
店内
店内は入ってすぐに桐のカウンター、その横にテーブル席、奥が座敷や個室になっています。
席はカウンター、テーブル、個室などで全部で60席と広めです。
メニュー
事前に予約していたので料理のメニューを見る機会がありませんでした。
ドリンクメニューのみ見る機会があったので掲載しておきます。
アルコールは日本酒、ワインなどさすがという種類の豊富さです。
白穂乃香
けっこう大きめなグラスでゆっくり嗜むには十分な量でした。
泡、鮮度はしっかり管理されているのもあり抜群に美味しいです。
ドリンクにはおつまみが付いてきました。
ちりめんじゃこで歯ごたえ、塩加減が良く美味しかったです。
てんぷら定食(昼) ロ)
今回は3種類ある昼の天ぷら定食コースからロ)を選びました。
天ぷらのために塩、大根おろし、天つゆがきました。
活海老
1品目は活海老で2匹分の足が出てきました。
カリッと揚がっていて風味が抜群に美味しいです。
海老自体も小さめのサイズですがプリッとした食感と揚げ具合の違いに驚きました。
えんどう豆
2品目はえんどう豆です。
表面の揚げ具合と中の風味が損なわれることなく美味しいです。
きす
3品目はきすです。
火の入った身の解れ具合が最高に美味しいです。
赤茄子
4品目は長崎県産の赤茄子です。
中がメレンゲのような食感でみずみずしさが非常に美味しいです。
タラの芽
5品目はタラの芽です。
素材の香りはもちろん揚げられたタラの芽の美味しさは格別です。
白魚の大葉包み
6品目は白魚の大葉包みです。
生の白魚を大葉で包んで揚げてありますが、味のバランスと熱が加わった白魚と大葉の一体感は感動ものです。
グリーンアスパラ
7品目はグリーンアスパラです。
グリーンアスパラのしっかりとした食感を残しつつ風味を閉じ込める技術には本当に驚きました。
れんこん
8品目はれんこんです。
食感は固めですがそれがかえってれんこんの味を際立せてくれていて美味しいです。
穴子
9品目は穴子です。
ふんわりとした優しい食感はもちろん、香り、風味はやはり天ぷらの王様といえる美味しさです。
追加注文
定食の天ぷらを終えると追加で天ぷらを注文することができます。
旬のものから定食で出てきたものまで種類は豊富です。
椎茸
追加注文した椎茸です。
素材の味はもちろん歯ごたえも香りも美味しいです。
めごち
めごちです。
天ぷらで美味しいと言われるめごちですが想像を超える味でした。
舞茸の芽
舞茸の芽です。
はじめて見たのですがしばらくすると大きな舞茸に成長するそうで、舞茸の味が凝縮されていました。
舞茸をすりおろした塩といっしょに食べるので口中に独特の香りが広がります。
天茶
コースのご飯は天丼、天茶もしくは天バラから選ぶことができ天茶を選びました。
お新香は胡瓜、大根、白菜です。
3種とも漬け具合も味も全く違うのに全部ちゃんと美味しいです。
天茶はご飯一杯ほどのお椀に盛られて非常にキレイです。
天茶の薬味としてのわさびと昆布です。
これだけで全然味が変わってしまうくらい繊細な味の奥深さがありました。
出汁はほのかに茶色に色づいていて非常にキレイです。
味は本当に必要最低限、かき揚げやご飯の引き立て役として良い味です。美味い!
かき揚げは海老、帆立の貝柱、大葉などです。
ここまで10ちかい天ぷらを食べたうえでも美味しいと思える食感と味です。
デザート
最後は抹茶もしくは桜のアイスクリームでした。
濃厚という言葉が非常に合いつつも最後まで美味しかったです。
あとがき
素材が良いとか、技術が高いことは、ある程度は想像できたのですが驚いたのは温度の差でした。
お蕎麦屋さんなどで食べる天ぷらとは揚げている温度、もっと言えば舌で感じる温度が全然違い、高温によって揚げられ、それぞれの具材が持つ味や食感、香りは想像を遥かに超えていました。
最後の最後まで満足で、食が好きな私には幸せの時間でしたし、たくさんの勉強をさせて頂けたので是非ともまた食べてみたいです。
店舗情報
- 店名
- てんぷらと和食 山の上
- 住所
- 東京都千代田区神田駿河台1-1 山の上ホテル 1F
- 営業時間
- 【全日】朝食7:00~(L.O.10:00)10:30 【全日】ランチ11:00~(L.O.14:30)15:00 【全日】ディナー17:30~(L.O.19:00)20:00
- 定休日
- 無休
- 種別
- 天ぷら